そらいろネット > 身近な生き物図鑑 > 身近な犬図鑑 > セント・バーナード

セント・バーナード


セント・バーナード
[和名・種類]

セント・バーナード

[学名]

Canis lupus familiaris

[英名]

St. Bernard

[名前の由来]

セント・バーナード。
飼育されていた修道院の名前から。

[分布]

スイス

[科名]

ネコ目イヌ科イヌ属

[毛色]

白地に赤、赤地に白、各種の色合いの赤、プリンドル

[特徴・解説]

 スイスが原産の犬種です。アルプス山中にあるバーナード修道院で飼育され、旅人の救助を行ってきました。
 体高は雄で70cm、雌で65cmになります。バランスが損なわれない限り、サイズが大きいものが望ましいとされています。雪原で滑らないように、大きな足に、良く反る丈夫な指を持っています。
 体重に決まりはありませんが、50kg〜91kgになります。全犬種の中で、もっとも重くなります。
 毛色は、白地に赤、赤地に白、各種の色合いの赤、プリンドルがあります。
 JKCでは第2グループに分類されています。AKCではワーキンググループに分類されています。
 番犬、家庭犬として飼育されます。アルプス山中で行き倒れた旅人を、鋭い嗅覚で見付け出し、そりで運ぶ山岳救助犬です。迫りくる雪崩や嵐を察知する、不思議なカンを備えています。1800年代のバリー1世は、雪山遭難者を40人も救出し有名になりました。19世紀に入り、広く飼育されるようになりました。
 性格は温厚で従順です。穏やかで、動きもゆっくりとしています。飼い主に対して従順で甘えん坊です。マイページで、興味のないことには見向きもしないので、訓練には根気が必要です。見かけによらずデリケートなので、高圧的な態度を取ると神経質になって攻撃的になることがあります。
 かかりやすい病気に、関節疾患があります。
 長毛種と短毛種がいます。狼爪は除去するのが望ましいとされています。『アルプスの少女ハイジ』に登場するアルムの山仲間のヨーゼフのモデルになった犬種です。

[観察・感想]

 大きくて可愛いですねー、大きなワンコはたくさんありますが、セント・バーナードの場合は安心感のある大きさですね。たとえ大きくても、人に対して恐怖感を与えるようなことはないと思われます。それはきっと、のんびりとした動作だったり、垂れ耳で優しそうな顔立ちをしているからだと思います。アルプスの少女ハイジのヨーゼフも影響しているかもしれないですね。
 ヨーゼフの好物はカタツムリだった記憶があります。アニメ作品の中で、カタツムリを食べるシーンを何度も見た記憶があります。野生のカタツムリって、食べても大丈夫なのかな?火を通さないと、感染症や寄生虫がいる可能性があると思うのですが・・・
 セント・バーナードは近所では見かけたことがないと思います。この犬種を飼うには、相当な覚悟が必要になるでしょう。体重は50kg以上になる超大型犬なので、飼育する場所を考えないといけませんね。寒いところで暮らしていた犬種なので日本の暑さは苦手だし、たくさんよだれを垂らしてしまうし、排泄物の量は人間と変わらないし。大きいけど甘えん坊っていうのも、考えてあげないといけませんよね。飼い主さんと一緒にいられることに喜びを感じるタイプなので。
 だけど存在感は抜群なので、良いパートナーになりそうだなー。

[写真撮影]

----年--月--日

-
-
-
-
広告
メインコンテンツ
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
コミュニティー
広告
広告


広告
広告

  身近な生き物図鑑-犬図鑑  
三浦半島身近な図鑑
Copyright そらいろネット All right reserved.