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 ヨウスコウワニ
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ヨウスコウワニ

[和名・種類] ヨウスコウワニ
[学名] Alligator sinensis
[英名] Chinese alligator
[名前の由来] 揚子江鰐。
別名、チョウコウワニ(長江鰐)、シナアリゲーター、シナワニ、ヨウスコウアリゲーター。
[分布] 中国長江下流域
[科名] ワニ目アリゲーター科
[特徴・生態]  中国の揚子江下流の淡水域に生息するアリゲーターの仲間。
 全長は約2mになる小型のワニです。体色は背面が黒色、またはやや茶褐色で、淡い黄色の不規則な縞があります。尾部は特にこの縞が顕著になります。
 吻はミシシッピーワニに似て丸みを帯びていますが、長さは短めです。頸鱗板(けいりんばん)は3対あって、互いにくっついています。脊鱗板(せきりんばん)は6列あり、中央の2列は他の4列に比べると高くなっています。前足には水かきがなく、後足の水かきもあまり発達していません。
 水中で魚類を捕食します。性質は大人しく、人や哺乳動物を襲うことはほとんどありません。生息域が中国大陸の北緯23度付近で、ワニの仲間でもっとも北に生息しており、冬期は水温・気温が下がるため、川底や川岸の泥中で冬眠します。アリゲーター属はミシシッピーワニとヨウスコウワニのみで、旧大陸と新大陸に分かれて生息しています。食用やペットとして利用されていますが、開発によって生息数が減少しています。
[感想]  ヨウスコウワニの子供の写真です。
 ワニに見分けは苦手で、ラベルが貼られていないと正確に見分けられないのですが・・・(^^ゞ。たぶん、子供のヨウスコウワニだと思います。ワニの見分けはただでさえも難しいのに、子供となると、さらに難しいです。
 ワニの仲間では小型で大人しいので、飼育しやすい種類になります。飼育しやすいといっても、動物園などでの話になるので、ペットとして飼育しやすいかというと、かなり難しいです。ワニそのものが、ペットとして飼育するのは向いていないので・・・
 中国では個体数が減少して保護されているため、入手は難しいですね。国内で繁殖された個体などが出回れば、入手できるかもしれませんが、国内で繁殖できる施設がある場所なんて動物園しかないし・・・。日本国内の動物園では繁殖に成功しています。中国の養殖場・繁殖所から輸入されれば、ペットとして入手することもできるかもしれません。
[写真撮影] 2008年07月29日
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