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フクロツナギ


フクロツナギ
[和名・種類]

フクロツナギ

[学名]

Coelarthrum opuntia (Endlicher) Borgesen

[英名]

-

[名前の由来]

袋繋ぎ。

[分布]

本州太平洋岸中部〜瀬戸内海

[科名]

紅藻綱マサゴシバリ目マサゴシバリ科

[特徴・解説]

 漸深帯に生えるマサゴシバリの仲間。
 全長は20cm〜30cmになります。盤状付着器から単独、または叢生します。
 体は暗褐色で、枝は円柱状で、内部は空洞の分枝状です。主枝は円柱状で、複雑に分枝します。節部は強くくびれるため、紡錘形や球形など、特異な袋状ができます。腹部は袋状の小枝が複雑に出ます。直径5mm〜10mm、長さ10mm〜30mmの細長い袋を繋げたような体をしています。
 袋の中は、粘液性の物質で満たされています。柔らかく、表面はすべすべとしています。押し葉標本は、台紙に着きます。

[観察・感想]

 打ち上げられたフクロツナギだと思われる写真です。たぶん・・・
 打ち上げられ、やや乾燥しているので、ペッタンコになっていますが・・・。海の中で写真撮影していれば、赤ウインナーのようにプックリとしているんだと思います、たぶん・・・。植物の見分けだけでも難しいのに、海藻の見分けとなると、至難の業です。市販されている図鑑も少ないし。
 お金があれば、水中撮影できるデジカメを買ったり、詳しく載っている図鑑を買ったり、ゴム長靴を買ったりとかできるんだけど。貧困にあえいでいるので、何も買うことができず・・・(T_T)。だからホームページの内容も、なかなか充実させることができなくて申し訳ないです。
 フクロツナギの仲間、フサノリの仲間だと思うんですが。見分けが難しいですね、特に乾燥した状態なので、少し形が違っているし。分枝のしかたが、フサノリよりもフクロツナギに近いかなって思って、フクロツナギとしてみました。柔らかい海藻なので、食べられるんじゃないかなーとも思いました。

[写真撮影]

2009年03月17日

野比海岸
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