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ソメンヤドカリ


ソメンヤドカリ

[和名・種類]

ソメンヤドカリ

[学名]

Dardanus pedunculatus

[英名]

Anemone hermit crab

[名前の由来]

粗面宿借。

[分布]

相模湾以南

[科名] エビ目ヤドカリ下目ヤドカリ科
[特徴・生態]

 水深10m〜150mの岩礁やサンゴ礁の海底に生息する、ヤドカリの仲間。
 甲長は約4.5cmになります。甲は平滑です。淡紫褐色と淡褐色の斑紋が散在します。
 左側はさみ脚が著しく大きく、掌部上半部に鋭い顆粒が並び、下半部は滑らかです。左側側第2歩脚の指節の正中面は、滑らかな隆起線を形成し、両縁に鋭い顆粒が並びます。
 両眼柄には、濃褐色と白色との横帯で飾られます。
 貝殻表に、数個のベニヒモイソギンチャクを付けます。夜行性で、歩くのが速いです。

[観察・感想]

 ソメンヤドカリの写真です。
 海岸に打ち上げられていた、ソメンヤドカリ。もちろん、すでに死んでしまっています。たぶん、釣り人や漁師さんが、捨てたものだと思います。それが巡り巡って、私のカメラに収められたということですかね。写真を撮るのが趣味の私にとっては、海岸に変わった物が打ち上げられていたりすると、とても嬉しかったりします。
 捨てられてから時間が経過しているんだと思います。かなり強烈な悪臭を放っていました。あまりにも臭かったので、写真を撮るのもつらかった・・・。呼吸を止めて、なんとか頑張って写真を撮りました。色々な角度から写真を撮るべきなんだけど、臭くて無理でした(^^ゞ
 左側のはさみ脚が、とても大きなヤドカリでした。生きているヤドカリなら、味噌汁に入れれば、良いダシがとれるんじゃないかなーなんて気がします。もう死んじゃっているし、死んでから時間がたっているので、食べるのは無理だけど。貝殻も背負っていませんでした。ソメンヤドカリなら、貝殻にイソギンチャクが付着しているはずなんですよ。

[写真撮影]

2008年10月04日

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