エナガ

[和名・種類]

エナガ

[学名]

Aegithalos caudatus

[英名]

Long tailed tit

[名前の由来]

柄長。尾の長いカラ。

[分布]

北海道～九州

[科名]

スズメ目エナガ科

[鳴き声]

地鳴き：ジュリジュリジュリ。ツリリリ。

[時期]

通年

[特徴・解説]

　丘陵～高山の山麓まで、樹林内に広く生息しているエナガの仲間。
　全長は約14cm、翼開長は約16cmになります。雌雄同色です。頭部や翼の黒色と、下面の白色がくっきりと色分けされています。肩、腰、下尾筒は淡い紅紫色です。長い尾に小さく丸い体、小さなクチバシが特徴です。
　アブラムシなどの小さな昆虫や、クモなどを捕食します。枝にぶら下がって逆さになったり、停空飛翔をしてついばんだり、葉の茂みや樹皮などを丹念に探索してエサを探します。
　繁殖期以外は群れで行動し、秋冬は数羽～十数羽の小群で行動し、ほかのカラ類と混群になることもあります。夜間には体を寄せ合って枝に止まっている姿も見ることができます。
　自然林よりも、植林地などの二次林で多く見られます。樹林の多い市街地の公園などでも見かけることができます。北海道には亜種のシマエナガが生息しています。シマエナガは過眼線がなく、頭部は白色をしています。

[観察・感想]

　エナガの写真です。
　小さな小鳥です。写真で見ると大きく見えるかもしれませんが、実際には小さいです。シッポが長いですが、身体の大きさはスズメよりちょっと小さいかもしれないです。だけどシッポが入るので、見た目ではスズメより大きく見えます。
　山地や平地の林の中などに生息しています。地元は完全に住宅地になっていて、あまり木が生えていないためか・・・。見かけることがありません。木がたくさん生えた広い自然公園などに行けば、見付けることができるのかもしれないです。普通に生活していると、見かけないですね。
　野鳥が好きな人って、意外なところでも簡単に野鳥を発見してしまうので驚かされます。私には野鳥の気配すら感じられないのに、木の枝の上に○○○がいるとかわかるみたいです。注意深く見ているのか、経験からどのあたりに野鳥が来るのかがわかるのか、知識も経験もない私にとっては驚きの連続です。