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ケープペンギン


ケープペンギン

[和名・種類]

ケープペンギン

[学名]

Spheniscus demersus

[英名]

African Penguin

[名前の由来]

けーぷぺんぎん。
別名、アフリカペンギン、ジャッカスペンギン、アシグロペンギン。

[分布]

南アフリカ沿岸

[科名]

コウノトリ目ペンギン科

[鳴き声]

ブヒー、ブヒー。

[時期]

通年

[特徴・生態]

 南アフリカ沿岸部に生息する中型のペンギン。
 体長は約70cmになります。胸に1本の黒い帯模様があります。目の上の白い帯模様は太いです。
 トンネルを掘ったり、地表面に巣を作ったり、海岸に近い林に小枝を用いて巣を作ります。巣の密度はそれほど高くなく、成鳥は定住性が強いです。
 産卵は通年行われますが、2月〜5月と、11月〜12月が産卵ピークです。1巣に2個の卵を産卵し、抱卵期間は38日間〜41日間です。ヒナの孵化後40日間は親に守られ、雌雄が交互に抱卵・子育てを行います。ヒナは孵化70日〜100日後に巣立ちます。最初の1年は海で過ごし、その後、繁殖地に戻ってきます。
 マイワシ、カタクチイワシなどの表層魚を食べます。
 船舶から流れ出る原油の海洋汚染、繁殖地の破壊、魚の乱獲、人によって持ち込まれた生物による被害によって、生存が生存が脅かされています。日本各地の動物園・水族館で飼育され、フンボルトペンギン・マゼランペンギンと交雑することもあります。

[観察・感想]

 現在、ペンギンには18種類が確認されています。その中のこの写真はケープペンギンなんですが、ケープペンギンとフンボルトペンギンの見分けは難しくて・・・。どちらも同じフンボルトペンギン属になるので、外見がとても良く似ているんですよー。
 ペンギンっていうと寒いところに生息しているイメージがあるかもしれないけど、ケープペンギンは南アフリカに生息しています。ケープタウン周辺で、すぐ近くに大きな都市があったりもするので、人の住む環境の一番近くに住むペンギンです。地理的条件などの関係もあり、人からの被害を受けやすいペンギンですねー。タンカーがたくさん通る場所でもあるので・・・
 身近な野鳥図鑑というページタイトルのわりに、ペンギンばっかりだったりする(^^;)

[写真撮影]

2006年10月07日

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