カワウ

[和名・種類]

カワウ

[学名]

Phalacrocorax carbo

[名前の由来]

川鵜。

[分布]

本州以南

[科名]

ペリカン目ウ科

[鳴き声]

繁殖期：グルル、グルル、グワッ、グワッ。

[時期]

青森：３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月
その他：通年

[特徴・生態]

　本州以南の河川や湖沼に生息する留鳥。青森県で繁殖した個体は、暖地へ移動します。
　水中で魚を捕らえ、水面に出してから飲み込みます。
　ほぼ一年中繁殖し、ヒナには口移しで吐き戻した魚を与えます。
　クチバシは基部が黄色く、周囲は白く裸出して、長く先端はカギ状になります。関東では秋〜翌年の夏にかけての繁殖期、顔に白羽、脚の付け根に白斑があらわれます。ウミウとは背の色、クチバシ黄色部の形、生息地、繁殖場所の違いで識別しますが、非常に難しいです。
　かつては数多くの繁殖地がありましたが急激に減少し、１９８０年代には６都県にコロニーが残るのみとなりました。しかし、近年はまた増加傾向にあります。繁殖地の減少の原因は、リンを含む糞による営巣木の枯死や、都市化による環境悪化、水質汚染と考えられています。

[観察・感想]

　ホームページ製作者泣かせの野鳥だよなー。ペリカン目の野鳥なんて、そうそういないもんなぁー。しかも科名はウ科だよ、１文字じゃフォルダ名やファイル名を付けるのに苦労するよー。さらにカワウとウミウの区別が付かないときたもんだ。どうすりゃええねん(T_T)
　カワウだから必ずしも川に住んでいるわけじゃないし、ウミウだからといって必ずしも海に住んでいるわけじゃないし。

[写真撮影]

2007年05月23日

[関連ページ]