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ペパーミント


ペパーミントの特徴

香り

 

 刺激的な香りで、気分をすっきりさせます。消化不良を解消して、痛みを鎮めます。

特徴

 

ペパーミント メントールのスッとした香りが特徴のペパーミント。ウォーターミントとスペアミントの交雑種です。いわゆるハッカです。
 ヨーロッパやアメリカなどで栽培されています。湿気のある気候を好むことから、イギリス産のペパーミントが最上級だとされています。
 古くから歯磨き粉、消化薬、お菓子、お酒などの香りづけに使用されてきました。現在でもサラダに加えたり、お風呂、ミントティー、ポプリなど様々な用途に使われています。
 軽く透き通った香りは、身体と心に積極的に働きかけます。
 精油の原液を1滴だけハンカチなどに垂らしておけば、吐き気や乗り物酔いを抑えたお時に、さっとハンカチを出して香りをかぐことができます。
 防虫効果にも優れています。

 学名 Mentha piperita
 科名 シソ科
 おもな産油国 イギリス、フランス、アメリカ
 抽出部位
 抽出方法 水蒸気蒸留法
 ノート トップノート

ペパーミントの効果

こころ

 

 ペパーミントの香りは刺激を与えて気持ちを引き締め、怒りを鎮める効果があります。
 精神的な疲労、偏頭痛をやわらげます。

身体

 

 消化器家への作用はとても効果的です。
 消化不良、胸やけ、下痢、便秘、乗り物酔いなどに効果があります。
 熱ぽいとき、鼻づまりにも有効です。
 歯痛、リウマチ、筋肉痛など、痛みを和らげる作用もあります。

皮膚

 

 浄化作用と清涼感があるので、かゆみ、炎症、日焼けを緩和します。
 にきびや脂性肌に向いています。

使用上の注意

 

 刺激が強いので、希釈濃度を守って使ってください。
 吸入するときは、目を閉じて行います。
 妊娠中、授乳中は使用を避けるようにしましょう。


ペパーミントの育て方

育て方

 

栽培 4月上旬ごろ、ビニールポットにタネを蒔きます。タネはとても小さいので丁寧にまき、土は薄く被せます。約10日で発芽し、込んでいるところは間引きして、3本くらいにします。本葉が3枚か4枚くらいになったら、植木鉢かプランターに植え付けます。
 ある程度株を育ててしまえば、多年草なので何年も楽しむことができます。
 夏〜秋にかけて、先端の新葉の部分を摘み取りながら利用していきます。
 年に2回程度、油かすなどの緩効性肥料を与えます。

培養土・置き場所

 

 水分を好むので、土を乾かさないように水やりしてください。
 日陰でも育つので、室内なら日当たりの良い窓際で管理します。
 寒さに強いので、真冬でも葉がすべて枯れ落ちることはありません。

増やし方

 

 ランナー(匍匐枝)、株分け、挿し木で増やすことができます。
 挿し木では、新しい茎を先端から7cm〜8cmで切り取り、下葉を取り除いてから植え付けます。

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