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クンシランの特徴
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クンシランは、ランという名前が付いていますが、実はラン科の植物ではありません。本当はヒガンバナ科の植物になります。実際にはランと名の付く植物でも、ラン科じゃないのが多いんですが・・・
さらに、本物のクンシランと、一般的に流通しているクンシランとは別種だったりします。
本物のクンシランは学名を【Clivia nobilis】といって、半開きの花で、ちょっと地味な感じです。
一般的に流通しているクンシランは、学名を【Clivia miniata】といいます。正しい和名は「ウケザキクンシラン」といいます。
色々な改良品種が出回っています。花色は赤色、橙色、黄色、白色がありますし、葉の形も幅が狭いのと拾いの、斑入りのものなどがあるようです。
うちで育てているクンシランは原種に近い品種だと思います。黄花品種はレアなので大切にしましょう(^^)
私のイメージでは、花の咲かない植物だったんですが、HB-101を使うようになったら、毎年、花を咲かせてくれるようになりました。なぜ効果があるのかわからないんですが、花が咲いてくれるので愛用しています。
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管理のポイント・置き場所
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花茎を付けたままにしておくと、果実が付いて株が弱ってしまいます。タネを採って増やす予定がなければ、花が数輪しおれてきたタイミングで、花茎を付け根から折り取ります。カッターやハサミで軽く切れ込みを入れておくと、バキっと簡単に折ることができます。
明るい場所を好みますが、真夏の直射日光に当てると日焼けしてしまいます。耐陰性がありますので、やや日陰の日当たりの悪い場所い置いておきましょう。
太陽に向かって葉が展開していく性質があるため、たまに植木鉢を回転させて向きを変えてあげます。
春に花が咲き終わった後は、植え替えの適期です。植え替え時は、鉢土が完全に乾燥した状態で行うと、植え替えしやすいです。
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培養土
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市販されているクンシランの培養土がオススメです。
自分で作る場合は、赤玉土3、軽石4、腐葉土3くらいの割合で土作りをします。
植え替えの際は、鉢底石を使い、根は崩さずに植え付けます。根を崩すと、元気がなくなってしまいます。植え替えを怠っていると根が成長しすぎて植木鉢から抜けなくなったり、大株に育ったものは重くなるので、頑張ってください。体力が必要な植物です。
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水遣り・肥料
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植物全体に水分が含まれているので、乾燥を好み、過湿を嫌う性質があります。生育期には鉢土が乾いたら十分に水をあげます。
冬はかなり控えめにします。土が完全に乾燥してから、水遣りをします。冷たい水を使うと根が傷んでしまうので、冷水は避けてください。
株の中心部分に水が溜まらないように水やりしてください。
肥料は春〜夏の生育期に与えます。
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夏越し・冬越し
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夏は日陰に置きます。
冬は鉢土が凍らなければ屋外での越冬が可能です。1ヶ月以上寒さに当てないと花が咲かないので、暖地では屋外で越冬させます。
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増やし方
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実生か、株分けで増やします。
実生の場合は、花が咲いた後に花柄を摘まずにそのままにしておくと、秋になると果実が熟し種子ができます。ただし、結実しづらいので、他の品種と一緒に育てないと、種子ができづらいです。花が咲くまで、約4年ほどかかるので気長に育ててください。実生で増やすつもりがない場合は、花柄は切り落とします。
株分けは、花が終わった後の植え替え時に行います。
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栽培カレンダー
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
◇花期◇ |
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◇肥料◇ |
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◇植え付け◇ |
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◇株分け◇ |
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◇種蒔き◇ |
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