クンシラン栽培-2009年03月21日-

[和名・種類]

クンシラン

[学名]

Clivia miniata

[英名]

Kaffir lily

[名前の由来]

君子蘭。本当のクンシランの学名nobilisを和訳したもの。
別名、ウケザキクンシラン（受け咲き君子蘭）。ハナラン。

[分布]

南アフリカ原産

[科名]

ヒガンバナ科クンシラン属

[花色]

紅橙色

[花期]

５月・６月

[特徴・解説]

　南アフリカのナタール地方原産の多年草。
　葉間から出た40cm前後の花茎の頂部に、１０個〜２０個の花を散状につけます。花は漏斗形に正開した、黄橙色〜赤橙色です。改良品種の中には、黄色や白色の花もあります。
　濃緑色で光沢のある、やや幅広の線形の葉を広げます。斑入りの品種もあります。
　鉢植え、切り花などにされ、品種改良もされています。繁殖は株分けか、実生で行います。半耐寒性多年草なので、冬は凍らせないように注意します。
　一般的に流通しているクンシランと、クンシランという和名の付いた植物は別種になります。本物のクンシランは喜望峰原産で、学名を【Clivia nobilis】といいます。

[観察・感想]

　クンシランの花芽というのかな、つぼみというのかな、とりあえず花が咲く前です。
　クンシランの花が咲くか、咲かないか、ある程度まで育ってくれないと、どうなるのかわからないんですよー。ベテラン園芸家なら、ふくらみを見たりしただけで、花が咲くかどうか判断できるのかもしれないけど。自分はそこまで経験や知識があるわけじゃないから・・・
　うちのクンシランは、何年間にも渡って育て続けているので、大鉢になっています。大きくなりすぎて動かせなくなっちゃったので、もう何年間も植え替えはしていません。大きな植木鉢を買うってとても高いし、ホームセンターから自宅まで持って帰ってくるのが大変だし、置き場所もないし・・・。植木鉢1個だけならなんとかなるんですが、クンシランに限っては何鉢もあるので・・・。最初は1鉢だったんですが、株分けしていくうちに置き場所に困るほど増殖してしまいました。
　毎年、たくさんの花を咲かせてくれるので、切り花としても楽しんでいます。切り花にしても花は長持ちするので、なかなか良いです。

[写真撮影]

2009年03月21日