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ビオラ栽培-2008年06月16日-


ビオラ
[和名・種類]

ビオラ

[学名]

Viola X Wittrockiana

[英名]

Garden pansy

[名前の由来]

三色菫(サンショクスミレ)。
ビオラは学名から。
花が人間の顔に似て考え込んでいるように見えることからフランス語のパンセ (pensee)から。

[分布]

ヨーロッパ原産

[科名]

スミレ科スミレ属

[花色]

青色、紫色、白色、黄色、橙色、桃色、紅色

[花期]

1月・2月・3月・4月・5月・11月・12月

[特徴・解説]

 1800年代の北欧で、アマチュア園芸家が、野生のサンシキスミレ、他の野生スミレ、近東のスミレを交配して生まれた園芸品種です。日本では秋蒔きの越年草として扱われます。
 200年に及び品種改良が行われ、もっとも豊富な花色を持つ園芸植物のひとつとなっています。
 花はわずかに重なった2枚の上側の花弁、2枚の脇の花弁、下側3枚の花弁が結合するヒゲ、およびわずかな切れ込みを持つ1枚の下側の花弁からなります。
 中輪〜大輪の品種をパンジーと呼び、小輪〜中輪の品種をビオラと呼びます。
 耐寒性はありますが、暑さには弱い性質があります。日本では、夏の暑さで枯れてしまうのが普通です。
 パンジーを低木や潅木の下に植え、雑草を抑制する生物マルチングのような使用法もあります。

[観察・感想]

 ビオラの花の写真です。
 以前から気になっていた、ビオラやパンジーの花の歯ブラシ状の部分。マクロ撮影して、じっくりと観察してみることにしました。
 この歯ブラシ状の部分、今までは雄しべだと思っていたんだけど。どうやら、雄しべではないらしいんだよね。ブラシ状の部分に花粉が付着していたりするから、雄しべなんだろうと思っていたんだけど。雄しべから出てきた花粉が、歯ブラシ状の部分に付着するだけみたい。本物の雄しべは、花の中に隠れていて見えないらしい。
 ってことは、ビオラやパンジーの雄しべや雌しべを確認するためには、咲いている花を分解して調べてみないといけないってことですねー。開花している花を取って、カミソリで縦に真っ二つに切れば、花の内部の様子が良くわかるのかもしれません。でも、せっかく咲いている花を切ったり、カミソリで切るなんて、かわいそうだし・・・
 自分には、ビオラの雄しべや雌しべの観察は、無理かもしれない。

[写真撮影]

2008年06月16日

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2008年05月17日 そらいろネット 2008年10月13日
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