そらいろネット > ベランダ園芸 > 木の実・草の実 > ナンキンハゼ栽培 > 2007年06月17日

ナンキンハゼ栽培-2007年06月17日-


ナンキンハゼ

[和名・種類]

ナンキンハゼ

[学名]

Sapium sebiferum

[英名]

Chinese tallow tree

[名前の由来]

南京黄櫨、南京櫨。中国原産で、秋に紅葉して種子からロウをとったことから。

[分布]

中国原産、九州の一部では野生化しています

[科名]

トウダイグサ科シラキ属

[花色]

黄色

[花期]

7月

[特徴・解説]

 高さ15m、直径35cmほどになる落葉高木。
 樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けます。若枝は淡緑色で、のちに褐色になります。枝や葉を傷付けると、白い乳液が出ます。
 葉は互生し、長さ3.5cm〜8cm、幅3.5cm〜7cmの菱形状卵形です。先は尾状に長くとがり、基部は広いくさび形です。ふちは全縁で、両面とも無毛です。葉身の表面基部に腺が2個あります。
 花は枝先に、長さ6cm〜18cmの総状花序を出し、黄色の小さな花を多数つけます。花序の上部に多数の雄花、基部に0個〜数個の雌花が付きます。ガクは皿状で3浅裂します。
 果実は3稜ある扁球形で、直径約1.5cmのさく果です。10月〜11月に褐色に熟して裂開し、3個の種子を出します。種子は長さ約7mmの広卵形で、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸に付いたまま残っています。種子は有毒です。
 庭木、公園樹、街路樹などに使われます。種子からロウや油が取れます。

[観察・感想]

 ナンキンハゼ、ただいま順調に成長中です。街路樹の種子も、なかなか捨てたもんじゃないですなー。拾うもんです(^^;)
 でも、ナンキンハゼのイメージとは随分と違いますね。特にこれといった特徴のない苗木に成長しています。ナスとかの苗みたいでもあるし、柑橘類の苗のようでもあるし。本当に特徴のない苗木ですね。
 ナンキンハゼはトウダイグサ科の植物だから、こんなに小さな苗木でも、枝を傷つけると白い乳液が出てくるのかな?この大きさで枝に傷付けたら、ほぼ確実に枯れてしまうのでやりませんが(^^;)。ただ、トウダイグサ科の白い乳液って、被れるんだよねー。被れやすい体質なのかな、アシタバの乳液でも被れちゃったしなー。
 乳液と皮膚炎には気をつけましょう。

[写真撮影]

2007年06月17日

トウダイグサ科の植物
トウダイグサ科
ナンキンハゼ
ナンキンハゼ
-
-
メインコンテンツ
 
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
無料で塗り絵
ゲーム情報局
日記
コミュニティー
 
広告
SNS
チェック
このエントリーをはてなブックマークに追加


  木の実・草の実-ナンキンハゼの育て方  
2007年06月11日 そらいろネット 2007年07月20日
Copyright そらいろネット All right reserved.