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墓地と仲良しシキミ |
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お寺の墓地などに良く植えられているシキミです。仏壇のお供え物として使うのも、シキミですね。サカキは神棚になりますね。シキビって呼ばれることの方が多いのかな?ハナノキとも呼ばれます。
シキミには特有の強い香りの成分があるので、墓所などの遺体の匂いなどを消すほど成分があります。そこで、死体の匂い消しのために、お寺や墓地などに多く植えられたのかもしれません。葉や樹皮は、お香の材料として使われます。
有毒植物で、特に種子には強い毒性があります。経緯はあまり良く知りませんが、劇物指定されています。 |
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シキミの育て方 |
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朝日が良く当たり、西日が早くかげる、やや温かい場所を好みます。
用土は水はけがよく、やや粘土質で弱酸性を好みます。乾燥を嫌うので、水遣りに気をつけましょう。やや浅植えにした方が良いようです。植え替えは10月〜6月くらいまでの間に行います。
8月上旬ごろ、成長点を摘心しておくと、脇芽が伸びこんもりとしたボリュームのある株に育ちます。葉のない枝は剪定してしまって構いません。
成長が遅い植物ですので、早く育てたい場合は、春〜秋にかけて緩効性肥料を月に1回施します。通常は寒肥を上げる程度で十分ですが、葉の色が悪くなってきたら養分不足なので肥料をあげましょう。 |
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シキミの増やし方 |
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種子を使った実生で増やす方法と、挿し木で増やす方法とがあります。
挿し木は、下葉を切り落とし、葉を半分に切り、水を十分に吸わせてから、発根促進剤を付けて挿し木をします。 |