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シクラメンの育て方


シクラメンの育て方

シクラメンの特徴

 

 地中海沿岸地域を中心に、15種以上の原種が分布しています。これらの原種の中のペルシクムと呼ばれる原種を元に作り出されたのが、園芸種のシクラメンです。花色、花形が豊富で、冬を代表する鉢花として人気があります。
 秋の始め頃から年末にかけて、鉢花として流通します。底面給水鉢に植えられていることが多いです。大きさの揃った葉数が多く、こんもりと中高で形良く茂り、花や蕾の数が多いものを選びます。
 最近になって人気が高いガーデンシクラメンは、ミニタイプの品種群から、寒さに強いタイプが利用され、花付きのポット苗として流通しています。原種系の球根も、流通しています。

管理のポイント・置き場所

 

 一般品種は、鉢花として利用します。ガーデンシクラメンや原種系の品種は、コンテナ、花壇、ロックガーデンに向いています。ガーデンシクラメンや原種系の品種は、耐寒性が強く、暖地では庭に植え付けることができます。

培養土

 

 日当たりと水はけの良い、肥沃な用土を好むので、赤玉土にピートモスなどを混ぜた用土を使います。

水遣り・肥料

 

 培養土の表面が乾いたら水遣りをします。過湿を嫌うため、水遣りの際に球根に水をかけないようにします。
 開花期が長いため、元肥として緩効性の化成肥料を与えます。開花中も、追肥として1ヶ月に3回〜4回、液肥を与えます。花がらや枯れた葉は早めに取り除き、常に株を清潔に保つのが、花を長く楽しむコツです。

夏越し・冬越し

 

 一般品種は寒さにやや弱く、5℃以上に保ちます。暑さにも弱く、育成温度は10℃〜20℃なので、やや肌寒い場所に置きます。暖地では、南向きのベランダや軒下などが適しています。
 夏期は、葉が十分にあれば、半日陰の涼しい場所で夏越しさせます。葉が10枚程度しかなければ、水遣りをやめ、鉢ごと乾燥させて休眠状態で夏越しさせます。

増やし方

 

 種子から実生で増やすことができます。通常、結実させると株が弱るため、花がらは摘み取りますが、採種が目的の場合、数輪だけ残し結実させます。
 分球しないので、球根から増やすことはできません。
 発芽適温は15℃〜20℃で、9月中旬〜10月が適期です。ポットに培養土を入れてタネを蒔き、新聞紙などで遮光して乾燥させないように管理すれば、40日〜50日で発芽します。
 発芽後は、日当たりの良い場所に移動させて管理します。冬期は室内で、温かく日当たりの良い場所に置き、1ヶ月に3回〜4回、液肥を与えて管理します。

栽培カレンダー

 
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
    開花→
            種蒔き→    
            植え付け→    
            植え替え→    

ガーデンシクラメン栽培記録

ガーデンシクラメン
2008年10月18日
ガーデンシクラメン
2008年01月02日
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