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汗疱


汗疱(かんぽう)の概要は?

おもな症状

 

水のように透明な水疱(すいほう)が手のひら・足底に多発する
かゆみの有無や強弱はさまざま
水疱が破れた場合は環状の鱗屑(りんせつ)
症状が強くなった場合は湿疹(しっしん)

似ている病気

 

主婦湿疹
汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん、カビ)
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
足の白癬菌(はくせんきん)に対するアレルギー反応(白癬疹)として、手のひらに現れる水疱など

起こりやすい合併症

 

手のひら、足底の多汗症


汗疱(かんぽう)ってどんな病気?

手のひら、足の裏に多数の水疱

 

イメージ画像 手のひら、手指、足の裏に、小さな水疱が多数あらわれる再発性疾患です。


汗疱(かんぽう)の原因は?

汗と金属

 

イメージ画像 原因は明らかになっていませんが、夏季に汗の多い人に見られることが多い傾向にあります。局所多汗症(きょくしょせいたかんしょう)など、精神性発汗の強い人にも出やすい傾向があります。
 汗が間接的に影響を与えていると考えられています。汗が角質や表皮内に貯留することが原因とみられます。
 また、食べ物や歯科金属中の金属に対するアレルギーが原因になっている場合もあります。


汗疱(かんぽう)の症状は?

小さな透明な水疱

 

イメージ画像 手のひら、手指、足の裏などに、内容が透明な小さな水疱が急に多数あらわれます。特に指の側面に多く見られます。一種の汗疹(かんしん、あせものこと)とも考えられます。
 小さな水疱がくっつきあって、大豆くらいの大きさにまでなることがあります。普通はかゆみはありませんが、周囲に紅斑をともなう強いかゆみや軽い痛みがあることもあります。

次第に吸収されて自然に治癒

 

 小さな水疱は、次第に吸収されていきます。普通は2週間〜3週間で、丸い鱗屑(りんせつ)になって、はがれて治ります。
 四季を問わず、つねに出没を繰り返す場合もあります。

汗疱(かんぽう)の診断は?

白癬菌症(はくせんきんしょう)の検査

 

イメージ画像 白癬菌症(水虫のこと)の可能性があるかどうか、皮膚科で検査をおこないます。
 足に白癬があってジクジクしている場合は、白癬疹(はくせんしん)といって、白癬菌には感染していなくても、手のひらや指にも、小さな水疱が多発することがあります。

金属アレルギーの可能性も

 

イメージ画像 また、金属アレルギーの関与が疑われる場合は、パッチテストをおこないます。


汗疱(かんぽう)の治療法は?

ステロイド外用薬と尿素含有軟膏

 

イメージ画像 小さな水疱があらわれて、かゆみがある時には、ステロイド外用薬が有効です。
 水疱が乾いて、皮膚が丸い鱗屑になってはがれる時期になれば、尿素含有軟膏を手洗い後に塗り込みます。

精神性発汗が原因の場合

 

 精神安定剤や、交感神経遮断剤の内服により、発汗を抑える治療法もあります。


汗疱(かんぽう)かなと思ったら?

ハンドクリームを使用するなどして様子を見る

 

イメージ画像 初夏のころ、手のひらや指に、小さな水疱が多発して、かゆみがなく、数週間で軽くなる場合、汗疱が疑われます。なるべく水仕事を控え、はがれてきた皮膚ははがさないようにして様子をみます。
 尿素含有のハンドクリームを使用するのも効果があります。
 類似した疾患、またメンタル的な部分での原因もあります。

通年症状があらわれる場合は皮膚科へ

 

 かゆみが強い場合、年間を通じて症状がみられる場合には、皮膚科で詳しく診察や検査を受けましょう。


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