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オオアカマルノミハムシ


オオアカマルノミハムシ
[和名・種類]

オオアカマルノミハムシ

[学名]

Argopus clypeatus

[英名]

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[名前の由来]

大赤丸蚤葉虫。大きなアカマルノミハムシのこと。
別名、オオアカマルトビハムシ(大赤丸跳葉虫)。大きなアカマルトビハムシのこと。

[分布]

本州〜九州、対馬

[科名]

甲虫目ハムシ科

[体色]

橙色

[時期]

4月・5月・6月・7月・8月

[特徴・生態]

 平地、草原、林、山地などに広く生息するハムシの仲間。
 体長は約4mm〜5mmで、雌の方がやや大型になります。体は丸く、光沢のある橙赤色〜明赤褐色です。前胸部背や上翅に不規則な点刻があります。触角は黒色で、基部は橙赤色です。脚は黒色で、体節のみ橙赤色です。
 キンポウゲ科の植物の葉を食べます。幼虫は潜葉性で、葉肉を食べます。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。葉の裏に数個まとめ、分泌物でゼリー状に産卵します。幼虫は成長すると土中に入ってさなぎになります。
 危険を感じると、飛び跳ねて素早く移動します。

[観察・感想]

 小さな昆虫、オオアカマルノミハムシの写真。小さな昆虫ですが、オオという名前が付いています。アカマルノミハムシはもっと小さいってことなのかなー。手持ちの図鑑には掲載されてなかったので、詳しいことはわかりません。
 センニンソウのツルの上を歩いていました。センニンソウはオオアカマルノミハムシの食草なので、食事中だったのかもしれません。カメラを向けたから、食事をやめて逃げ出しちゃったのかな。キンポウゲ科のセンニンソウ属の植物の葉を好んで食べるみたいです。
 キンポウゲ科の植物は有毒植物が多く、センニンソウも有毒植物のひとつです。かぶれたりする原因になる植物なんですが、なぜオオアカマルノミハムシはセンニンソウを食べることができるんだろう。昆虫の生態を調べていると、いつも不思議でいっぱいです。

[写真撮影]

2008年04月24日

キンポウゲ科の植物
キンポウゲ科
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