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ジョウカイボン


ジョウカイボン
[和名・種類]

ジョウカイボン

[学名]

Athemus suturellus Motschulsky

[英名]

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[名前の由来]

浄海坊。平清盛が出家して名乗った僧侶名から。

[分布]

北海道〜屋久島・対馬

[科名]
コウチュウ目ジョウカイボン科
[体色]
黄褐色〜淡褐色
[時期]

4月・5月・6月・7月

[特徴・解説]

 体長は約15mmになります。体は黒色で、頭前方両側、触角基半、口器、前胸周辺、上翅、股の大部分は黄褐色〜淡褐色です。地域によって色彩変化が多く、北陸産は会合部が黒く、本州中部では翅端部が黒く、時には全体が黒色の個体も存在します。中国地方では股の黒い個体が多いです。
 葉上で身構えて、ハエなどのエサとなる小昆虫が飛来するのを待ちます。
 夜は葉に止まって寝ます。
 卵は土中にまとめて生み、孵化した幼虫は朽ち木や落ち葉の下などに生息し、地表を歩き回って他の昆虫類の幼虫などを捕食します。幼虫のまま越冬し、翌春に石やコケの下でサナギとなり、やがて羽化します。

[観察・感想]

 ジョウカイボンの成虫の写真です。
 とっても不思議な名前を持つ昆虫、ジョウカイボン。漢字で書くと「浄海坊」となるらしい。平清盛が出家して名乗った名前が、浄海坊だそうです。視聴率が低いと話題の、平清盛です。私も最初のうちは見ていましたが、いつまでたっても面白くなってこないので時間がもったいないと思い、見るのをやめてしまいました。重要な場面で和歌とかわけのわからんシーンが登場してきたり、いつも大声で松山ケンイチが強引に乱入してきたりで、物語に変化がなくてさ。
 それでなんで、ジョウカイボンなのかっていうと、カミキリムシに良く似た昆虫でカミキリモドキの仲間には有毒な昆虫が多く、触ると毒液を出して反撃してきます。この毒液の有害物質によって、火傷に似た皮膚炎が起きてしまいます。平清盛が死んだ理由が、この毒虫によるとかなんとかで、ジョウカイボンって名付けられたとか。
 でも、ジョウカイボンには毒はないので、触っても大丈夫です。私は昆虫が怖いので、触ることはできません(^^ゞ

[写真撮影]

2008年05月13日

ジョウカイボン
ジョウカイボン
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