そらいろネット > 身近な昆虫図鑑 > 甲虫目・鞘翅目 > カミキリムシ科 > トビイロカミキリ

トビイロカミキリの成虫

mixiチェック
このエントリーをはてなブックマークに追加

トビイロカミキリ

[和名・種類]

トビイロカミキリ

[学名]

Allotraeus sphaerioninus

[英名]

-

[名前の由来]

鳶色天牛、鳶色髪切。鳶色をしたカミキリムシのこと。
別名、クロアシトビイロカミキリ (黒肢鳶色天牛、黒肢鳶色髪切)。

[分布]

本州〜屋久島・対馬

[科名]

甲虫目カミキリムシ科

[体色]

赤褐色

[時期]

4月・5月・6月・7月・8月

[特徴・生態]

 山野に生息するカミキリムシの仲間。
 体長は11mm〜17mmになります。体は赤褐色で、触覚と肢は黒色です。前胸背は幅より長く、オスでは背面は大きく点刻され、中央に平滑部を持ち、両側は細密に点刻されます。メスの前胸背は、両側は大きく不規則に点刻されます。翅端は深く湾入し、外角がトゲ状になり、会合角はわずかに突出します。腿節の先端はわずかに膨れ、基部に縦隆線がありません。
 幼虫はクスノキ科のアブラチャン、カゴノキなどの枯れ木や朽ち木を食べます。成虫は樹木の花粉や蜜を食べます。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の不完全変態を行います。

[感想]

 トビイロカミキリの成虫の写真です。
 ジョウカイボン科なのか、カミキリムシ科なのか、見分けが難しいです。どちらにも、似たような種類の昆虫が存在するので・・・。そもそも、ジョウカイボンというグループの昆虫がいることなんて、つい最近になって知ったくらいなので(^^ゞ
 顔や目の形、触覚の付き方、体色から、トビイロカミキリだろうと推測しました。他にもそれらしきカミキリムシは何種類かいたのですが、特徴が良く似ていたので。ただ気になるのは、脚の色と触覚の色。図鑑では脚と触覚は黒色って書いてあるんだけど、自分が写真に撮ったカミキリムシは赤褐色をしていて体色と同じ色をしていました。間違ってたら、ゴメンね。
 どんな理由があってやって来たのかわかりませんが、海岸にいました。近くにアブラチャンや、カゴノキは生えていないんだけど。たぶん、川から流されて、海岸までやってきたんだと思います。前翅が割れてしまっているので、流されてきた証拠なのかもしれません。
 アブラチャンやカゴノキは見かけないけど、川沿いに生えている場所があるってことなのかな?

 昆虫に詳しい方から、トビイロカミキリではなく、テツイロヒメカミキリだと教えていただきました。後日、修正させていただきます。教えていただき、ありがとうございます。

[写真撮影]

2008年06月15日

[関連ページ]
クスノキ科の植物
クスノキ科
-
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・無料で塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  甲虫目-カミキリムシ科  
キマダラカミキリ そらいろネット ヒメヒゲナガカミキリ
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved