シオカラトンボの成虫

[和名・種類]

シオカラトンボ

[学名]

Orthetrum albistylum

[英名]

Common skimmer

[名前の由来]

塩辛蜻蛉。体から塩を吹いているような体色になるため。
別名、ムギワラトンボ（麦藁蜻蛉）。メスや成熟していないオスは、黄色に黒い斑紋があることから。

[分布]

日本各地・ロシア・中国・韓国・台湾

[科名]

[体色]

[時期]

[特徴・生態]

　平地の池周辺などで普通に見られる中型のトンボ。
　体長は50mm〜55mm、開長は80mm〜90mmになります。
　羽化直後は雌雄共に、黄色をしていますが、成熟したオスは体から塩を吹いたような淡水色の体色になります。メスはムギワラトンボともよばれ、一生黄色のままです。
　平地の開けた明るい場所を好みます。成熟したオスは縄張りを持ち、産卵のときはメスが産卵しているあいだ、オスは空中でメスを見守ります。
　よく似た種類に、オオシオカラトンボ、シオヤトンボ、コフキトンボなどがいます。

[観察・感想]

　街中で暮らすシオカラトンボ。おー、ビックリ！！こんな街中にもトンボがいるんだねー、田んぼとか池とかもないのに。
　トンボの仲間は移動距離が長いからかな。意外と街中でも見かけることがあるんだよね。大群になって移動しているトンボがいることもあるし。どこに行くのかなって追いかけたことがあるけど、どこまでも追いかけているうちに見失ってしまった。トンボの大移動はすごいよなぁー。
　でも、たぶんシオカラトンボね。似たようなトンボがたくさんいて、見分けがつかなくて・・・。水色をしたトンボは、シオカラトンボということにしています(＾＾；)。本当はこんな適当な同定ではいけないと思うんだけど。間違いに気が付いたら教えてください。

[写真撮影]

----年--月--日