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 ヒメコウイカ
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ヒメコウイカ

[和名・種類] ヒメコウイカ
[学名] Sepia kobiensis
[英名] Kobi cuttlefish
[名前の由来] 姫甲烏賊。小さなコウイカのこと。
[分布] 東京湾以南
[科名] 頭足綱(イカ綱)コウイカ目コウイカ科
[特徴・生態]  水深10m〜100mの砂泥底に生息するコウイカの仲間。
 外套長は約7cmになり、斑紋はなく、背中央は暗色です。腕から頭部にかけ金色筋が入ります。腕の長さは、ほぼ同長です。
 石灰質でできた甲は、針が長くなります。
 市場に流通することは少ないものの、生食や焼きイカなどとして、食用とされます。
[感想]  打ち上げられた、ヒメコウイカの甲の写真です。
 あまり打ち上げられることの少ないヒメコウイカの甲なので、裏返して裏表の両面を撮影しておきました。もしかしたらさ、今回が最初で最後の出会いになるかもしれないし。
 熱帯魚飼育をやっているせいかな、植物観察をやっているせいなのかな。ヒメコウイカのことを、ついついヒメコウホネと呼んでしまいます。コウイカとコウホネ、似てるからさー、紛らわしいんだよー。
 ヒメコウイカは食用にもなりますが、小さいのに調理が大変だったりで、あまり食用として利用されることはないみたい。でもその代わり、ペットとして飼育されることがあるんですよ。海水魚コーナーで扱われていることもあるみたいですが、移動に弱いために飼育難易度は高いようです。観賞魚店で購入するより、捕まえた方がいいのかな?でも、簡単に捕まえられるような生き物じゃないしなー。
 ダイビングをやっている人なら、生きているヒメコウイカを見たことある人も多いんじゃないかな。
[写真撮影] 2008年06月15日
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