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 オオヘビガイ

オオヘビガイ

[名前・種類] オオヘビガイ
[学名] Serpulorbis imbricatus
[英名] Imbricated worm shell
[名前の由来] 大蛇貝。
[分布] 北海道南部以南
[科名] 巻貝綱(腹足綱)ニナ目(中腹足目)ムカデガイ科
[特徴・生態]  潮間帯の岩礁に付着して生息するムカデガイ。
 殻高は約2cm、殻径は約4cm、口系は約1.5cmになります。平巻状になり、殻の形は一定しませんが、最後の方がやや持ち上がるのが普通です。表面は褐色で、多くの細かい螺肋があり、ところどころに節のような縦肋があります。蓋は持っていません。殻口内は紫色です。
 岩に固着して、不規則に巻き付きます。粘液をクモの巣のように張りめぐらして、餌をひっかけて捕食します。クモの巣状の粘液糸は雄が雌に精莢を渡すためにも利用されます。卵嚢は殻内の殻口付近に産みます。ひとつの卵嚢に約180粒〜350粒入っていますが、半分以上は途中から残りの幼生の食べ物となってしまいます。
[感想]  オオヘビガイらしい形のオオヘビガイの貝殻。ちょうどいい感じにクルンと丸くなっています。オオヘビガイの造形の美しさは、いかに巻きグソに近い形になっているかがポイントになりますねー。って、個人的な好みの問題だけど。
 生きている状態のオオヘビガイは見たことありませんが、こんな貝類でも肉は食べることができるらしいです。いわゆる珍味になるのかなー。茹でたオオヘビガイの片方の口からチュルチュルーっと吸って食べるみたいなんだけど。想像しただけで、ちょっと気持ち悪いな・・・(^^;)
 形のグロテスクさからか、綺麗ではないためか、まったく人気のないオオヘビガイ。でもボクは好きだったりします。形がさまざまで、いかに巻きグソに近い形のオオヘビガイを見つけるか、これが貝殻コレクター魂に火を着けます。
[写真撮影] 2008年01月09日
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