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壊死自体の治療法はない |
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現在では、壊死そのものを改善される治療法は開発されていません。 |
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保存療法 |
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壊死の大きさ、位置から、予後がよいと診断できる場合や症状が発症していない場合は、保存療法が適応されます。
痛みがある場合には、歩行を制限するか、杖歩行を行います。また、鎮痛消炎剤の投与を行います。 |
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さまざまな手術 |
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若年者に起こった場合は、骨頭の陥没変形の発生を防止するために、種々の骨切り手術が行われることがあります。ただし、手術後の治療期間が非常に長くかかることが、大きな問題となります。
また、骨頭の陥没、破壊が進行してしまい、歩行不能となった場合には、人工関節手術を行うこともあります。 |
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アルコール愛飲歴・ステロイド薬大量投与歴 |
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アルコール愛飲歴のある人、ステロイド薬の大量投与の経験のある人に股関節痛がある場合は、エックス線画像検査、MRIの検査を受けて、大腿骨壊死かどうかの診断を受ける必要があります。 |