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痛み |
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急性期では、肘や前腕が著しく腫れて強く痛みます。
進行すると、橈骨動脈(とうこつどうみゃく)の脈拍(手首の脈拍)が触れなくなります。手指は白くなり、しびれて動かなくなります。また、他人が指を伸ばそうとすると、痛みのために伸ばすことができません。
下肢の膝周辺の外傷時でも、同様の阻血性拘縮が起こります。 |
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6つの症状 |
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疼痛、腫脹、皮膚や粘膜が紫色になるチアノーゼ、脈拍欠如(みゃくはくけつじょ)、運動麻痺(うんどうまひ)、異常知覚の血管閉塞の明瞭な6症状があらわれた場合には、手遅れとなっていることが多くなります。
軽症では2本〜3本の指が曲がって伸びない状態となります。重症では、すべての指がワシの爪のように変形する鷲手変形(しゅうしゅへんけい)、しびれなどの知覚症状が残ります。 |
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