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以前は膝内障と呼ばれました |
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以前は膝関節の嵌頓症状を示す一連の疾患を総称して、膝内障と呼んでいました。現在では、それぞれ独立した診断名が確立されました。 |
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半月板とは |
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半月板は弾性に富んだ線維軟骨でできていて、大腿骨と脛骨(けいこつ)の内側、外側の透き間にあります。関節の適合性を良くして安定性を与え、荷重のストレスを吸収分散するクッションの役目もしている三日月形のものです。
この半月板は、膝にひねりが加わるスポーツ活動で損傷を起すことがあります。 |
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内側半月板損傷と外側半月板損傷 |
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内側半月板損傷(ないそくはんげつばんそんしょう)は、スポーツによる外傷で発症することが多いです。膝のスポーツ外傷として、もっとも頻度の高い障害です。
外側半月板損傷(がいそくはんげつばんそんしょう)は、生まれつき半月板が大きい場合(円板状半月板)に発症することが多いです。 |
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靭帯損傷の合併症 |
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半月板損傷では、単独で起こる場合と、靭帯損傷に合併して起こる場合とがあります。 |