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潜伏期間は1週間 |
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潜伏期間は約7日間です。
生後2ヶ月〜3ヶ月の乳児が風邪をひくのはめずらしいので、生後半年未満の乳児がかぜ症状を示したら、百日咳に感染している可能性があります。 |
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長く続く咳 |
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潜伏期間を過ぎると、症状は咳で始まります。
約1週間〜2週間後のカタル期には、次第にくしゃみ、鼻水が出るようになります。
約2週間〜6週間後の痙咳期(けいがいき)に移行すると、連続性の咳発作、吸気笛声などの症状が現れます。咳の発作が長引くと呼吸困難になり、低酸素状態に陥るとけいれんなどの中枢症状が出現し、脳細胞に損傷を与えることがあります。とくに乳児期においては生命にも関わる病気です。
その後、1週間〜3週間で回復期になり、症状は次第に回復していきます。 |
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