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人によってさまざまです |
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強迫性障害の症状は人によって多種多様です。その中でも良く見られる代表的な症状をピックアップしました。 |
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汚染に対する恐怖 |
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他人や周囲のものからの汚染を恐れ、洗浄行為(手洗い、シャワーなど)を繰り返します。
トイレに行った後、手にばい菌がついたと感じ、1時間以上手を洗ってしまう。
外出先でホコリや細菌がついたと思い、帰宅するとすぐに風呂場に直行してしまう。 |
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何度も確認してしまう |
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不安や恐怖から過剰な確認行為を繰り返します。
泥棒に入られないかと、戸締まりを何度も確認する。
火事が起きるのではと、火の元を何度も確認する。
本を読んでいる時、すべての行を読んでいるのか不安になり、何度も戻って確認する。 |
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加害への不安 |
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自分の不注意で、他人を傷つけるのではないかと不安になります。
車の運転中の振動を『誰かを轢いてしまったのでは』と思い何度も確認をする。
お年寄りとすれ違った時、『あやまって転ばせてしまわなかっただろうか』と不安になる。 |
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順序や左右対称 |
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『正しい順序』や、『左右対称』など、一定のルールを完全に守らなければならないという考えに固執してしまう。
服の着脱の順序が決まっていて、いつもと間違えると不安になったり、最初からやりなおしたりする。
常に自分なりの特別なやり方で整理整頓されていないと気がすまない。 |
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その他の症状 |
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4(死をイメージする)、9(苦をイメージする)、13(13階段、13日の金曜日など)の数字を不吉に感じ、どんな行為もその数字の回数になることを避ける。
大切な物もいっしょに捨ててしまうのではとおそれ、不要なはずのゴミを捨てることができず、部屋中がゴミだらけになってしまう。
その他にも、色々な症状があります。 |