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先天性の場合 |
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先天性の眼瞼内反、睫毛内反の場合、成長とともに1歳前後で自然治癒することが多いです。それまでは、抗生剤などの点眼などで様子をみるのが普通です。
2歳以上で治らない場合でも、成長にともない自然治癒することが期待できます。ですが、症状の強さによっては、手術を検討します。 |
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加齢性の場合 |
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加齢による眼瞼内反では、まつげを抜くと一時的に症状は改善されます。しかし、またまつげが生えてくるので同じことの繰り返しとなってしまいます。
また、まつげを抜くとしても、ひと並びのまつげを抜く苦痛は決して軽いものではありません。手術をして治してしまう方が、効果的です。 |
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睫毛乱生の場合 |
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睫毛乱生の場合でも、まつげを抜くと一時的に症状は改善されます。しかし、またまつげが生えてくるので、同じことの繰り返しとなってしまいます。
抜く本数が少なくても、繰り返すことによって炎症を引き起こしたり、さらに太いまつげが生えてくる場合もあります。 |
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治療には手術が必要 |
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さかさまつげをきちんと治すには、手術が必要になります。
まつげの毛根を電気の針で焼く睫毛電気分解、冷凍凝固、内反症手術に準じた手術などが行われます。簡単に治らないケースもあります。 |