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2種類の検査 |
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診断は生物学的性別の決定と、ジェンダー・アイデンティティの決定によって行われます。 |
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生物学的性別の決定 |
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生物学的性別の決定は、性染色体検査、ホルモン検査、内性器・外性器の検査、生殖腺検査などを行います。これらの検査によって、男女のいずれであるかを決定します。 |
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ジェンダー・アイデンティティの決定 |
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性別の自己意識・自己認識の決定を行います。
小さな頃からの生活の状況、服装、遊びなどを詳しく聞きます。写真などの具体的な事実を物語るものを見せたり、本人だけでなく家族や親しい関係にある人たちからも情報を得ます。
そして、本人のジェンダーを決定します。 |
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生物学的性別とジェンダー・アイデンティティの不一致 |
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2種類の検査から、生物学的性別と、ジェンダー・アイデンティティが異なることを明らかにします。
半陰陽、あるいは間性などと呼ばれる生物学的性別に異常のあるものは除かれます。
また、職業上の理由、趣味、嗜好の理由から、別の性別を望む場合も除かれます。しばしば同性愛と混同されることもありますが、まったく意味合いの異なるものです。 |