糸状虫症(フィラリア症)の概要は? |
 |
糸状虫症(フィラリア症)のおもな症状 |
| |
高熱発作
足のむくみ
はれ
陰嚢腫大
尿の白濁 |
|
糸状虫症(フィラリア症)ってどんな病気? |
 |
熱帯地方に多い病気 |
| |
人に感染するフィラリアには、バンクロフト糸状虫、マレー糸状虫、オンコセルカ、ロア・ロアの4種類があります。熱帯地方に広くみられ、流行地域に長い間住んでいる人にだけ発病する病気です。 |
 |
現在、日本ではありません |
| |
日本では、以前は九州南部、奄美諸島、沖縄などにバンクロフト糸状虫症患者が多くみられましたが、現在では新しい感染はまったくなくなりました。 |
|
糸状虫症(フィラリア症)の原因は? |
 |
蚊が媒介します |
| |
バンクロフト糸状虫成虫は長さ10cmくらいのきわめて細い虫で、リンパ管の中に住んでいます。ミクロフィラリアと呼ばれる仔虫を算出しています。その仔虫は、夜の間だけ、血液中に出てきます。
アカイエカなどの蚊が血を吸うときに、この子虫も蚊の体内に入り込み、成長し、その蚊が再び吸血するときに、人に感染します。 |
|
糸状虫症(フィラリア症)の症状は? |
 |
象皮病などになります |
| |
この蚊に長い間繰り返して刺されると、はじめのうちは『くさふるい』と呼ばれる高熱発作を起こします。これは、仔虫が血管内で死滅し、その分解産物のために引き起こされる寒気、発熱などです。
やがて、足がはれてむくみ、象の足のようになる象皮病や、陰嚢にリンパ液がたまって大きくなる陰嚢水腫、尿が牛乳のように白く濁る乳び尿の症状が出てきます。 |
|
糸状虫症(フィラリア症)の治療法は? |
 |
駆虫薬 |
| |
検査は、夜間に採決して仔虫がいるかどうかを調べます。
早期に駆虫薬ジエチルカルバマジン(スパトニン)や、アイバーメクチンを服用することが必要です。 |
|
糸状虫症(フィラリア症)の予防法は? |
 |
虫除け |
| |
熱帯の流行地に長期間滞在するようなときは、蚊帳、蚊取り線香、虫除けスプレーなど、できるだけ蚊に刺されないように注意することが重要です。
日本人は蚊に刺されてもあまりきにしませんが、熱帯地方などでは、いろいろな病気を媒介することがありますので注意が必要です。 |
|
犬の糸状虫症(フィラリア症)は? |
 |
原因は? |
| |
人と同じく、蚊の媒介によって感染し、犬の心臓や肺の血管内に犬糸状虫(フィラリア)が寄生して起こる病気です。感染している犬を吸血した蚊が別の犬を吸血した時に、蚊の口中から感染します。 |
 |
症状は? |
| |
皮膚から進入したフィラリア虫(犬糸状虫)は、60日〜90日間、皮下や筋膜間で発育し、血液の流れに乗り、心臓の右心室や、肺動脈に住み着き、ゆっくりと進行します。そのため、心臓や血管が侵され、血液のめぐりが悪くなり、肺や肝臓、腎臓の働きを狂わせます。
フィラリアが繁殖しても初期の間は無症状です。
症状が出るのはかなり進行してからで、その頃にはセキが出たり、疲れやすくなったり、栄養状態や毛艶も悪くなります。フィラリアの寿命と共に、犬の命も終わります。突然喀血したり、腹水がたまり死に至ります。 |
 |
治療法は? |
| |
血液検査で仔虫(ミクロフィラリア)がいるかどうか調べます。
予防法は蚊の発生時期に月1回の予防薬を数ヶ月間服用することです。予防を怠ると、手術で虫を取り出すなど、命に関わる恐ろしい病気です。 |
|
犬だけの病気じゃないの? |
 |
人のフィラフィアもあります |
| |
テレビを見ていたところ、人もフィラリア症に感染することを知り、調べてみました。どうやら、犬に寄生するフィラリアと、人に寄生するフィラリアとでは、種類が違うようです。
アフリカなどの熱帯地方では、現在でも多くの人がフィラリア症にかかり象皮病になってしまい、差別されているようです。長期間滞在している間に寄生されてしまうと、治療はとても困難だそうです。 |
|
|
|