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血圧低下のない初期症状 |
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一般的には血圧が低下しますが、血圧が低下する前にその他の症状が先に現れることが多いです。
血圧が下がり始める前に出血性ショックの有無を判断できれば、迅速な処置や救急車の要請、病院への搬送を行うことができます。
まず最初に、不安状態、無欲無関心状態、生あくびなどで始まることが多く、見落としやすいので注意が必要です。 |
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顔面蒼白や血圧の低下 |
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冷汗や顔面蒼白な状態が続きます。血圧の測定以外にも、顔色、呼吸、脈拍、皮膚を観察することで、出血性ショックがわかります。代表的な初期症状は、脈拍数が増加する頻脈と、皮膚が冷たく青白く冷や汗が出る皮膚の症状があります。このような症状があれば、血圧が低下していなくても出血性ショックの可能性があります。
この時の脈拍は速く、さらに進むと意識は混濁し、呼吸も速くなり、血の気がない状態となります。
症状が進んだ状態では、血圧はほとんど触れないことが多くみられます。 |
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おもな出血性ショックの症状 |
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全身を巡る血液量は体重の約8%(体重60kgの成人で約5リットル)といわれています。全血液量の20%以上の血液がなくなるとショック症状が表れるようになります。
出血量 |
〜15% |
15%〜30% |
30%〜40% |
40%以上 |
脈拍数(回/分)
血圧(収縮期)
呼吸数(回/分)
精神神経症状 |
100以下
正常
14〜20
軽い不安感 |
100以上
正常
20〜30
中程度の不安感 |
120以上
低下
30〜40
強い不安感・混乱 |
140以上
低下
35以上
混乱・昏睡 |
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