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 シックハウス症候群

シックハウス症候群の概要は?
おもな症状
  不眠
頭痛
咽頭痛
微熱
腹痛
発疹
似ている病気
  化学物質過敏症
アトピー性皮膚炎
おもな合併症
  睡眠障害

シックハウス症候群ってどんな病気?
健康被害の総称
   シックハウス症候群とは、住宅に起因するさまざまな健康傷害の総称です。単一の疾患を示す病名ではありません。
化学物質過敏症と同じ
   約20年ほど前から、アメリカでも問題になっている化学物質過敏症も、シックハウス症候群と同様の病気だと考えられています。
 海外では一般的にシックビルディング症候群と呼ばれています。
シックビル症候群・シックスクール症候群
   ビル居住者にもシックハウス症候群と同様の症状がみられ、シックビル症候群と呼ばれています。同じ原因のほかにも、湿気、カビなどのほかの原因も加わっているともされています。
 近年では、小学校などでもみられ、シックスクール症候群と呼ばれています。新車に乗車しても同様の症状があらわれる、シックカー症候群などもあります。

シックハウス症候群の原因は?
化学物質が原因
   原因物質には、建築材料や家具などから発散されるホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどの有機溶剤。衣類、じゅうたんなどに含まれる浄化剤、可塑剤、殺虫剤、害虫防止剤、重金属などがあげられます。
 これらの物質は、通常の中毒量よりもはるかに微量でも症状があらわれることが、クリーンルームを使った実験室による研究で証明されています。
 免疫アレルギー反応、精神神経反応、心因的反応などの仕組みが考えられていますが、特定はされていません。

シックハウス症候群の症状は?
多くの症状
   室内の微量な汚染化学物質に敏感に反応して、集中力の低下、不眠、視力障害、倦怠感、頭痛、関節痛、咽頭痛、筋肉痛、微熱、腹痛など、きわめて多くの症状があらわれます。
 これらを総称して、シックハウス症候群と呼んでいます。

シックハウス症候群の治療法は?
クリーンルームに移動
   症状がきわめて軽い場合、クリーンルーム内でしばらく生活をすれば、症状は改善されます。自宅療養により、さらに症状が悪化する場合もあります。

シックハウス症候群の予防法は?
原因物質の量
   シックハウス症候群の予防法は、室内では原因物質を一定量以下にすることです。
 厚生労働省と、文部科学省では、以下のように室内環境指針値を定めています。国土交通省でも、2003年7月、改正建築基準法で同様の規制値を定めました。
原因物質 室内環境指針
ホルムアルデヒド 100μg/立方メートル(0.08ppm)
トルエン 260μg/立法メートル(0.07oom)
パラジクロロベンゼン 240μg/立方メートル(0.04ppm)
クロロビリホス 1μg/立法メートル(0.07ppm)
小児では0.1μg/立方メートル
換気をしっかり
   建築材料製造時に、これらの化学物質をゼロにするのは難しいので、家庭では換気扇をつけるようにしましょう。また、普段から換気を十分にすることも重要です。
 冷暖房効果を上げるために気密性が高くなり、プリント合板に代表される新建材が盛んに使用されるようになったので、室内空気が汚染されてしまいます。
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