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発症は生後数年から |
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生後、数年〜数十年に、皮膚の色が部分的に抜けて白くなります。
白くなる部分は大小さまざまで、拡大したり、別の皮膚の部分でも色が抜けることがあります。
頭部では、白斑になった部分に白髪が生えることがあります。 |
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非分節型白斑 |
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体の両側に症状が出るタイプで、斑点の数が少しずつ増え、ついには全身が白くなってしまう白斑を、汎発型白斑(非分節型白斑・A型白斑)と呼びます。
小児〜30歳ごろまでの若い時期に発症します。
最初は親指の先ほどの大きさの白斑が2個〜3個でき、しだいに数が増えて広い範囲に広がります。
顔、胴体、手足など、どこにでも発生しますが、数が多くなると左右対称に分布することが多くなります。ベルトや下着で締め付けられる場所、履物で擦れる場所に好発します。 |
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分節型白斑 |
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体の左右どちらか片側のみに症状が出るタイプで、特定の皮膚分節(ある神経の交配範囲)で斑点が急速に広がるものの、1年前後で進行が止まり以後はそのままの状態を保つ白斑を、分節型白斑(B型白斑)と呼びます。
すべての年齢層で発症します。
帯状疱疹で神経痛と水ぶくれが生じる範囲とまったく同じ場所に白斑が分布します。顔の場合は目の高さ、口の高さで分布が分かれ、胴体の場合は脊椎ごとに体を輪切りにした形で分布するのが特徴です。
初めは小さな白斑が数個できるだけですが、数ヶ月〜1年・2年で、その分節内いっぱいに広がり、そのままの状態が一生続きます。 |
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限局型白斑 |
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皮膚の一部だけに症状が出るタイプを、限局型白斑と呼びます。 |