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 ヘビイチゴ
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ヘビイチゴ

[和名・種類] ヘビイチゴ
[学名] Duchesnea chrysantha
[英名] False Strawberry
[名前の由来] 蛇苺。ヘビの食べるイチゴという意味。
[分布] 北海道〜沖縄
[科名] バラ科ヘビイチゴ属
[花色] 黄色
[花期] 4月5月6月
[特徴・解説]  田のあぜ、野原など、やや湿ったところに生える多年草。
 茎は長軟毛があり、地面をはって伸びます。節から根を出して増えます。
 葉のわきから花柄を出し、径約1.5cmの黄色の5弁花をつけます。副萼片が萼片より大きく、先は3裂し、長い毛があります。
 葉は黄緑色で、3出複葉で、小葉は楕円形です。粗い鋸歯があり、裏面脈上には長毛があります。
 果実は粒状のそう果で、径約1.5cmの淡紅色の果床表面に散在します。名前からすると有毒で食べられない印象がありますが、毒はなく食べることができます。しかし、味も香りもないため、あまり美味しくありません。
[感想]  ヘビイチゴのつぼみの写真です。
 花や果実の写真を撮影することは多いのですが、つぼみの写真を撮影したことないなーと思い、つぼみの写真を撮ってみました。なかなか面白い写真が撮れました。
 ヘビイチゴはつぼみの時から、副萼片の大きさが大きいみたいです。副萼片が大きく平開しているので、この状態で花が咲いているようにも見えますね。黄色い花びらを包んでいる緑色の部分が萼片です。大きく開いている部分が、副萼片です。
 ヘビイチゴにとても良く似た植物にヤブヘビイチゴがあります。ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの見分けは、私にはかなり難しいです。花で見分ける場合、萼片や副萼片の大きさで見分けられます。でも、見分けられないこともあります。ヤブヘビイチゴの方が全体的に大きく、葉が濃い緑色をしているけど、日当たりなどの生育条件で変化したりすることもあるので、やっぱり見分けられないこともあります。いくつかの見分けのポイントを確認して見分けるようにしているって感じでやっています。
[写真撮影] 2008年04月24日
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