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ウマゴヤシ


ウマゴヤシ
[和名・種類]

ウマゴヤシ

[学名]

Medicago polymorpha

[英名]

Toothed medick

[名前の由来]

馬肥し。馬の優れた飼料になることから。
別名、カラクサ(唐草)。

[分布]

ヨーロッパ原産

[科名]

マメ科ウマゴヤシ属

[花色]

黄色

[花期]

3月4月5月

[特徴・解説]

 海岸に近い道端や空き地、牧場周辺などに生える、ヨーロッパ原産の一年草〜二年草。
 茎の基部は地を這って横に広がり、良く分枝して高さ10cm〜60cmになります。全体にほとんど毛がありません。
 小葉は3個で、長さ1cm〜2cm、幅0.5cm〜1.5cmの広倒卵形です。托葉はクシの歯のように深く切れ込みます。
 花は、黄色の蝶形花で、葉腋に4個〜8個つけます。長さ4mm〜5mmです。
 果実は豆果で、2回〜3回、らせん状に巻き、直径5mm〜6mmになります。縁には先端がカギ状に曲がった刺があります。
 江戸時代に牧草として渡来し、各地に帰化しました。アメリカ、オーストラリア、アジアにも広く帰化しています。良く似たコウマゴヤシは、托葉が裂けず、全体に毛が生えます。

[観察・感想]

 ウマゴヤシの花です。
 とっても小さなウマゴヤシの花、写真を撮るのが難しいです。マクロ機能を使って撮影しますが、近付きすぎると自分の影で暗くなっちゃうし。離れると花が小さくなっちゃって見えないし。こういうとき、マクロレンズを搭載した一眼レフカメラがあると便利なのかな?一眼レフカメラは持ってないので、詳しいことは良くわからないんです。
 ウマゴヤシっていう名前から想像すると、大きな花を咲かせる栄養満点な花というイメージがありますが。実際の花はとても小さいです。写真を撮るのが難しいサイズなので、このくらいの写真が限界かなって感じです。
 マメ科の植物なので、マメ科特有の蝶形花をしています。ウマゴヤシもスイートピーも、ひとつひとつの花の形はほぼ蝶形花です。もちろん、色や大きさは違いますが。
 ウマゴヤシで一番特徴的なのは、果実の形です。グニュグニュグニューって形で、ケムシが丸くなったような形です。近いうち、果実の写真も撮りたいです。

[写真撮影]

2009年04月07日

野比海岸通り公園
野比海岸通り公園
ウマゴヤシ
ウマゴヤシ
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