そらいろネット > 身近な植物図鑑 > 04月 > シダ・キノコ > オシダ科 > イノデ

イノデ


イノデ
[和名・種類]

イノデ

[学名]

Polystichum polyblepharum

[英名]

Japanese tassel fern

[名前の由来]

猪の手。葉柄に褐色の鱗片が多く、新葉が密に鱗片で覆われている様子がイノシシの手ににていることから。

[分布]

本州〜九州

[科名]

オシダ科イノデ属

[花色]

褐色(葉:緑色に掲載)

[花期]

通年

[特徴・解説]

 常緑広葉樹林の林縁や谷筋などに生育する常緑のシダ植物。
 太い塊状の根茎から、ときに1mを超す披針形の葉を放射状に束生します。葉は2回羽状で、下部の羽片は下向きに付き、下部になるほど細くなります。葉柄は長さ10cm〜25cmになり、茶褐色の鱗片が密生します。葉はややかたく、表面には光沢があります。裏面には毛状の長い鱗片があります。胞子嚢は中肋と辺縁の中間に付き、包膜は全縁です。
 近縁種や種間雑種が多いのも特徴です。近縁種の見分けは、葉柄基部の鱗片がポイントになります。
 丈夫で栽培が容易なため、人家の庭などに植栽されることもあります。

[観察・感想]

 イノデの写真だと思う、たぶんだけど。
 シダ植物に関する図鑑、あまり良いものを持っていなので、見分けにはまったく自信がありません。シダに関してはまだまだ素人なので、地元の三浦半島で良く見かけることができるシダ植物図鑑とかがあればいいんだけど。役所や博物館から優勝刊行物として発売されないかなぁ〜。
 シダ植物を見分けるのが難しい理由に、日常的に見かけることが少ないというのがあるかもしれません。生活道路に使うような場所にはシダは生えていませんし、シダが生えているような場所に行く機会も限られてしまうので。そして、胞子で増える植物なので花が咲かないというのも、見分けを困難にしている理由の一つだと思います。葉や植物の形で見分けなくてはならないので難しいですよね。
 似たような形をしたシダ植物はたくさんあるのですが、根元にモジャモジャとした茶色いのが付いてたり、葉の形から、イノデではないのかなーと推測してみました。

[写真撮影]

2009年04月02日

野比川
野比川
イノデ
イノデ
イノデ
イノデ
イノデ
イノデ
広告
メインコンテンツ
家庭の医学
身近な植物図鑑
身近な昆虫図鑑
身近な野鳥図鑑
身近な貝殻図鑑
身近な生き物図鑑
ベランダ園芸
三浦半島観光地図
コミュニティー
広告



  4月-シダ・キノコ  
イノデ 三浦半島身近な図鑑 ベニシダ
Copyright そらいろネット All right reserved.