[和名・種類] |
ゼニアオイ |
[学名] |
Malva sylvestris var. mauritiana |
[英名] |
Common mallo |
[名前の由来] |
銭葵。花の形を銭に見立てたもの。 |
[分布] |
ヨーロッパ原産 |
[科名] |
アオイ科ゼニアオイ属 |
[花色] |
淡紫色 |
[花期] |
6月・7月・8月 |
[特徴・解説] |
道路脇などに生えるヨーロッパ原産の二年草。
茎は太く直立し、根ぎわで良く分枝し、高さは60cm〜90cmになります。全体にほぼ無毛です。
葉は丸く、長い柄があり、掌状に浅く5裂〜7裂します。
葉腋に、直径約3.5cmの淡紫色の5弁花を数個つけます。花弁はくさび形で、濃紫色の脈が入ります。紅色花、白色花もあります。
江戸時代の元禄の頃に渡来し、観賞用に栽培されたものが野生化したものです。現在でも、丈夫で育てやすく花壇などで栽培されています。 |
[レポート] |
ゼニアオイの花の写真です。
道を普通に歩いていたら、人家の軒先に背の高い綺麗な花が咲いているのを見付けました。住宅街だし、すぐそばに人の家があるし、こんなところで写真を撮っていたら不審者だと思われるかもしれないなーと思いつつ。今まで図鑑に掲載したことのない植物だし、野生化しているし、綺麗だし・・・
悩みに悩んだ末、一度通り過ぎた道を戻って、写真を撮ってしまいましたー。ウロウロしてたら、かえって怪しまれるかもしれないなー。
ゼニアオイは、花を銭に例えたものですが、どう見ても銭には見えません。ゼニアオイの仲間に、ゼニバアオイというのがあるんですが、ゼニバアオイは葉を銭に例えたものです。ゼニバアオイはなんとなくわかる気がします。
人家近くでは野生化していますが、少しでも郊外に行ったりすると生えていません。たまに園芸店で売られていることもあります。 |
[写真撮影] |
2008年05月16日 |
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