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ベニシダ


ベニシダ
[和名・種類]

ベニシダ

[学名]

Dryopteris erythrosora

[英名]

-

[名前の由来]

紅羊歯。若葉や若い胞子嚢が赤いことから。

[分布]

本州以南、東アジア南部

[科名]

オシダ科オシダ属

[花色]

褐色(葉:緑色に掲載)

[花期]

通年

[特徴・解説]

 草原、明るい林内、道端などに普通に生えるオシダの仲間。常緑性のシダです。
 小さい地下茎から集まって葉が出て、高さ30cm〜100cmになります。
 葉は長さ約50cm、幅20cmになり、2回羽状複葉です。葉柄は藁色、若い時は紅紫色になります。葉柄基部は線状披針形で、褐色〜黒褐色で、全縁の鱗片が付きます。最下羽片の小羽片は、小さくて無柄です。
 胞子嚢は小羽片の中肋と、辺縁の中間からやや中肋寄りに付きます。円形で、苞膜は紅紫色を帯びます。若い胞子嚢は、赤みを帯びます。
 観賞用に栽培され、園芸品種もあります。群生場所はヒノキ植林に適していることから、林業の指標植物となります。

[観察・感想]

 たぶん、ベニシダだと思います、きっと(^_^;)
 葉の裏側の胞子嚢を確認してみたところ、綺麗な赤色をしていたので、ベニシダとしてみました。身近な場所に、赤い胞子嚢を持つシダ植物はベニシダしかないんじゃないかなーと思うのですが、シダの見分けに関してはまだまだ経験不足なため、あまり自信がありません。
 身近で観察できる野草がなくなってしまったので、樹木の観察も始めてみましたが、新発見は少なくなってきたのでシダ植物にも触手を伸ばしてみたんですが、う〜ん、シダ植物は良くわかりませんねー(^_^;)。見分けのポイントがなかなか身に付きません。
 ただ、身近に生えているシダ植物はそれほど種類が多くないので、そのうち見分けができるようになるといいなーなんて思っています。

[写真撮影]

2009年05月02日

光の丘水辺公園
水辺公園
ベニシダ
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