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バラ


バラ

[和名・種類]

バラ

[学名]

Rosa

[英名]

Rose

[名前の由来]

薔薇。トゲのあるイバラの総称。

[分布]

北半球各地

[科名]

バラ科バラ属

[花色]

白色紅色淡紅色黄色など(雌しべ・雄しべ:黄色に掲載)

[花期]

5月6月7月8月9月10月11月

[特徴・解説]

 北半球に100種〜200種が分布し、日本にも10数種が自生しています。紀元前にはすでに、薬用や香料として栽培されていました。
 観賞用に栽培されるバラは複雑な品種間交配によって成立しました。モダンローズ(現代バラ)は、現在、栽培されているバラの主流。ヨーロッパ原産のRosa gallica、西アジア・ヨーロッパ南部・北アフリカ原産のRosa moschata、中央アジア原産のRosa foetida、中国原産のRosa chinesis(コウシンバラ)、東アジアや日本原産のノイバラやテリハノイバラなどが作出に使用されました。オールドローズは、19世紀後半までにヨーロッパで栽培されていました。
 便宜上、株立性のバラと、つるバラとに分類されます。株立性のバラは、四季咲き大輪のハイブリッドティー系、四季咲き中輪のフロリバンダ系、小輪房咲きのポリアンタ系、矮性小輪房咲きのミニアチュア系などに分類されます。現在では、系統の中間型など、さらに多くの品種が生まれています。
 低木、小低木、つる性半落葉低木など品種によって異なりますが、高さは1m〜4mになります。
 葉は羽状で、小葉は先端がとがった卵形です。
 サンショウバラは、箱根、富士山周辺に多く自生し、5月〜6月に淡紅色の花が咲きます。
 ナニワイバラは四国、九州に野生化している常緑の半つる性で、6月〜7月に白色で一重の花が咲きます。
 タカネイバラは高山帯に多く、紅色の花が咲きます。
 モッコウバラは江戸時代に中国から渡来したバラで、白色〜黄色の花を咲かせます。

[観察・感想]

 バラの花の、雌しべと雄しべの写真です。
 バラと言っても、物凄い数の品種があるのですが。園芸品種に関しては、あまり良くわかりません。HTとか、FLとか、CLとか、アルファベットで略されるほどたくさんの系統があるんだよね。系統によって、育て方も異なってくるみたいだし。自分も育てているけど、系統とか品種とか、あまり気にせずに花の見た目だけで選んでるからなー。
 この写真のバラの品種、良くわからないんだけど・・・。2008年5月22日に撮影したバラと、同じ種類のバラです。
 前回、花の写真は撮影したので、今回は花の中心部分をクローズアップしてみました。一重咲きのバラなので、雄しべもしっかりと残っていますし、花粉も出しているようです。
 品種改良された八重咲きのバラは、花びらに見える部分は、雄しべが変化したものなんですよ。雄しべが花びらに変化するため、八重咲きのバラでは雄しべの数が少なくなってしまいます。花粉を出さない雄しべばかりになってしまったりとか。その結果、受粉できなくなってしまいます。花粉を出したとしても、雌しべまで昆虫がたどり着けないので、受粉できないのかな。
 バラは綺麗だけど、気難しい植物ですね。

[写真撮影]

2008年07月03日

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