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オクラの果実


オクラの果実

[和名・種類]

オクラ

[学名]

Abelmoschus esculentus Moench

[英名]

Okra

[名前の由来]

おくら。英名のokraから。
別名、アメリカネリ(亜米利加ねり)。

[分布]

アフリカ北東部原産

[科名]

アオイ科トロロアオイ属

[花色]

淡黄色(葉:緑色に掲載)

[花期]

5月6月7月8月9月

[特徴・解説]

 アフリカ東北部原産の一年草の野菜。熱帯では多年草となります。
 茎は1本〜数本に分枝し、高さは50cm〜2mになります。淡緑色ですが、暗赤緑色になるものもあります。
 葉脇に、淡黄色に中央が赤色の花を付けます。夜から早朝にかけて開花し、昼頃にはしぼんでしまいます。
 葉は互生し、長い柄を持ち、15cm〜30cmになります。形は掌状で、深く5裂します。
 果実は長さ5cm〜30cmの先がとがり、5稜あります。表面には短毛が密生しています。
 未熟の果実は野菜として食用にされます。生食、サラダ、スープの具などにされます。エジプトでは、紀元前元年頃にはすでに栽培されていました。日本には江戸時代末期に渡来しましたがあまり普及せず、戦後になって広く普及しました。

[レポート]

 オクラの若い果実の写真です。
 この写真のオクラは、収穫まであと数日といったところでしょうか。オクラの収穫時期はとても難しく、少し遅れてしまっただけで、とても硬いオクラになってしまいます。硬くなってしまうと、美味しくないうえ、繊維質が発達しすぎてしまい、ちっとも美味しくありません。未熟な柔らかいうちに、収穫して食べる必要があります。
 もちろん、野菜としておなじみのオクラです。オクラといえば、Mr.オクレを連想してしまいます。ただ単に、名前が似ているというだけなんですが・・・。オクラとMr.オクレとは、何の関係もありません。
 ネバネバ系の野菜ですが、アオイ科の植物はほとんど、ネバネバ成分を持っています。茎を切ると、ネバネバした液が出てきたりします。オクラも同じですね。納豆のネバネバは好きなんですが、オクラのネバネバってちょっと苦手だったんですよ。オクラを口の中に入れると、ネバネバが弾けて口の中に広がるような感触が苦手で。でも、自分でオクラを栽培するようになってからは、食べることに抵抗がなくなりました。花は観賞用に、果実は家庭菜園として楽しめるので、栽培にはオススメの野菜です。

[写真撮影]

2008年07月24日

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