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ヘチマの果実


ヘチマ

[和名・種類]

ヘチマ

[学名]

Luffa cylindrica

[英名]

Luffa

[名前の由来]

糸瓜。繊維質の果実から。
また、トウリのトは、いろはにほへとでヘとチの間にあることから。

[分布]

インド、西アジア、アフリカ原産

[科名]

ウリ科ヘチマ属

[花色]

黄色(果実:緑色に掲載)

[花期]

7月8月9月

[特徴・解説]

 アジア原産の一年草の野菜。
 茎はつる性で分枝し、長さ約10mになります。葉の付け根から巻きひげを出し、他物に絡まります。
 雌雄異花で、雄花は葉腋に数個ずつ穂状につき、雌花は葉腋に単生します。黄色の合弁花で、深く5裂し、直径約8cmになります。早朝に開花し、夕方にはしぼみます。
 葉は掌状に5裂〜7裂し、茎先の葉ほど深く切れ込みます。葉身は長さ約20cm、葉柄は長さ約20cmになります。
 果実は濃緑色で、長さ30cm〜60cm、直径8cm〜12cmになります。果肉は繊維質で、厚くて密な網状になります。成熟すると果実は乾燥し、果実の先端から扁平で黒色の種子がこぼれ落ちます。
 観賞用として、栽培されます。若い果実は、皮をむいて、酢の物、煮物、炒め物などとして食用になります。民間療法としては、ヘチマの生食が風邪に効くと言われています。成熟した果実は果肉を腐らせた後、タワシや、靴の底敷きに使用されます。果実が熟した頃に茎を切断して得られる液体は、化粧水として使用されます。

[観察・感想]

 ヘチマの果実の写真です。
 私は経験がありませんが、小学校の授業の一環として栽培されることの多い植物のひとつです。最終的には、ヘチマのタワシを作るのかな?アサガオとヘチマは、小学校の授業の教材で使われますね。ヒョウタンじゃダメなのかな?私が通っていた小学校は新設校だったため、設備が整ってなかったんですよー。
 とっても立派に育っている、ヘチマの果実。いつか自分も、ヘチマのタワシを作ってみたいと思っていたのですが。園芸店に行ってみると、ヘチマの苗が沖縄野菜として売られているのを発見しました。そのラベルを見て初めて、ヘチマの果実が食用になることを知りました。果実だけではなく、茎や葉も食用になるらしいです。でも、苦いヘチマはお腹を壊すことがあるんだとか。
 ということで、私もヘチマ栽培に挑戦してみることにしました。以前、ヒョウタン栽培に挑戦したことがあったのですが、1つもヒョウタンがなることはありませんでした。ゴーヤもキュウリも、失敗したなー。ウリ科の植物とは、ご縁がないみたいです。

[写真撮影]

2008年08月11日

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