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 アレチヌスビトハギ

アレチヌスビトハギ

[名前] アレチヌスビトハギ
[学名] Desmodium paniculatum
[英名] Panicledleaf tick trefoil
[名前の由来] 荒れ地盗人萩。荒れ地に生えるヌスビトハギのこと。
[分布] 日本各地
[科名] マメ科ヌスビトハギ属
[花色] 青紫色
[花期] 7月8月9月
[特徴]  荒れ地などに生える、北アメリカ原産の一年草。
 茎は開出毛が多く、よく分枝して、高さ50cm〜150cmになります。
 花は長さ約7mmの帯青紫色の蝶形花です。ヌスビトハギよりやや大きいです。夕方にはしぼんで赤くなります。
 葉は3出複葉で、長さ5cm〜8cm、幅2cm〜3cmの狭卵形の小葉からなります。両面に伏毛が密生します。
 果実は3節〜4節のくびれがある節果(せつか)ですが、くびれは深くないのが特徴です。
 比較的、新しく入ってきた帰化植物で、西の地方に多く分布していますが、東京湾の埋立地などにも見られます。良く似た帰化植物にアメリカヌスビトハギがあります。果実に1節〜3節のくびれしかないのが特徴です。他にもイリノイヌスビトハギが日本に帰化しています。
[感想]  マメ科の植物の中でも、「ハギ」という言葉のつく植物はさっぱり見分けがつかないですねー。違いが少ない上に、種類が多いから。日本の在来種だけならいざしらず、園芸種も混じってるし、さらには帰化植物まで混じっています。これを見分けるというのは、非常に困難です(TωT)
 今回は説明板があったので、アレチヌスビトハギだということがわかりました。和名に「アレチ」と付く植物は、外国原産の帰化植物が多いみたいですね。荒れ地でもたくましく生きていく能力を持っているのでしょう。
 公園での植物観察は説明板があるこもあるので見分けが付きますが、ただの野原などでの植物観察では、ハギ類の見分けは僕には無理だなぁ〜。
[写真撮影] 2007年09月13日
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