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 ツタバウンラン
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ツタバウンラン

[名前・種類] ツタバウンラン
[学名] Cymbalaria muralis Gaertn., Mey.et Scherb
[英名] Ivy leaved toadflax
[名前の由来] 蔦葉海蘭。ツタのような葉のウンランという意味。
別名、ツタガラクサ(蔦唐草)、コロセウムアイビー、キンバラリア。
[分布] ヨーロッパ原産
[科名] ゴマノハグサ科ツタバウンラン属
[花色] 紅紫色
[花期] 6月7月8月
[特徴・解説]  ヨーロッパ南西部や中部生まれの帰化植物です。日本には、大正元年(1912年)に観賞用として渡来したそうです。
 石垣や城壁のすき間などに生える、つる性の植物です。
 茎は地面をはって伸び、長さは20cm〜30cmになります。
 葉柄の脇から花茎を伸ばし先端に紅紫色の花をつけます。花は唇形で径10mm。上唇は2裂し先端は丸く、下唇は浅く3裂し、中央には黄色で2本の隆起物があります。球形の果実の柄は暗いところに向かって伸びる性質があるので地中にもぐって結実します。
[感想]  なんだかすっかり雑草と化してしまいましたねー。ブロック壁の隙間などから生えている姿、ほぼ一年を通して見かけることができるんですよねー。まだあまり見かけなかったころには、持ち帰って育ててみようかなーなんて思ったりもしたんですが。今となっては育ててみたいとも思わないような雑草になってしまいましたねー。いつの間にこんなに広がったんだろう・・・
 これは私の仮説に過ぎないのですが、私がひきこもり生活をしている間に分布範囲を広げたんだと思います。ひきこもり生活以前は、それほど頻繁に見かける植物ではなかったので・・・。人間一人がひきこもるだけで、自然界には大きな変化を与えてしまうものなんですねー。
 だんだんと見付けても写真を撮らなくなってきたからなー。
[写真撮影] 2007年12月05日
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