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キョウチクトウ科の植物

キョウチクトウ科の植物の特徴

急性の毒が含まれています

　世界では約160属、約1800種が分布しています。日本では、そのうち5属だけが分布しています。
　高木から草本までありますが、つる性の植物が多いです。温帯では多年草が多く分布していますが、熱帯から亜熱帯の熱帯雨林には特に多くの種が分布しています。熱帯雨林を構成する高木のひとつとなっています。
　多くの種で乳液を含み、その乳液にはアルカロイド系の有毒成分が含まれています。薬用に用いることもできますが、作用がとても早いので、素人は手を出さないほうが良いでしょう。かつてはその急性の毒性から、毒矢の毒としても使われていました。乳液をゴムの原料として用いられていたこともあります。
　毒性はありますが、園芸用に栽培されたり、果樹として利用されている種もあります。