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熊野新宮
熊野新宮
祭神や日本武尊(やまとたけるのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、建御名方命(たけみなかたのみこと)です。
もとは新宮社と称しました。
1269年(文永6年)、忍性の勧請と伝えられています。忍性が大和(奈良県)出身のため、熊野本宮から勧請されたと思われます。
鎌倉時代、極楽寺全盛当時から熊野新宮と号し、極楽寺の鎮守として広い境内を持ち、厚く幕府の崇敬を受けていました。
1927年(昭和2年)、現在の社殿が再建されました。その後は必要に応じて修復を重ね、銘板には外国人の名前も確認できます。1928年(昭和3年)、関東大震災で倒壊した八雲神社と諏訪神社を合祀しました。
極楽寺・稲村ガ崎全町の鎮守として盛んな祭礼を行い、殖産興業の守護神として信仰を集めています。
●例祭
・7月5日 八雲神社例祭神輿発御
・7月12日 神輿渡御祭
・9月9日 例大祭、油花神楽の神事あり
江ノ電極楽寺駅下車 徒歩6分
熊野新宮の写真
観光地というわけでもないので場所が良くわかりませんでしたが、まっすぐに伸びた道路の先に銅板葺きの大きな屋根が見えたので、神社の場所がわかりました。
まっすぐ伸びる道路は、以前は参道だったのでしょうか?
アブチロンやセージの花が綺麗に咲いていたので、一緒に写真を撮ってみました。
鈴がぶら下がっているみたいで、とても可愛らしい花ですよね。風に揺られてユラユラします。
アブチロン|4月|アオイ科
- 身近な植物図鑑
御影石の立派な鳥居です。
太い柱でドシっと鳥居です。
石垣は昭和42年7月7日、氏子によって奉納されたものです。加藤石材店が施工しました。
なんか、にやけている狛犬を発見しました。
かわいい狛犬ですよねー。
左右どちらもかわいい狛犬でした。
口角が上がっているので、笑っているように見えるんだと思います。
強そうではないですね(^_^;)
銅板葺きで緑青色になったバランスの良い屋根をした社殿です。
大きな神社ではないし、宮司さんもいない無住の神社のようですが、社殿は重厚感のある立派なものでした。
無住であることがとても残念に感じるくらい立派なものです。
使っている木材の数が多いんですよー、しかも細部にわたって彫刻があったりして装飾が施されていて。
昭和になってから再建した社殿ですが、ここまで作るのにはかなりの資金が必要だったんじゃないかなって思います。信仰が厚かったのかなー。
社殿にはこんな立派な彫刻まであるんですよー。
たくさんの石塔がありました、庚申塔は意外と少なかったです。
一番立派なのが御嶽山神社の石塔で、御嶽山関係の石塔はほかにも4基あったので、講が組まれていたのかな?
このあたりに、中田村っていう地区があったりするのかな?先達・鈴木弥次兵衛って刻まれていました。
熊野新宮の由来が書かれた説明版です。
とても美しい字で書かれてありました。
毛筆で書かれてあるようなのですが、こんなに達筆で読みやすい字が書けるなんて、かなりできる人が書いたんだと思います。
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