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 毘沙門洞窟

甕形土器 京急駅下車 バス停下車 徒歩分
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甕形土器
甕形土器
 三浦半島の海岸沿いにできた横穴のほとんどは、弥生時代人によって生活の場とされてきた遺跡です。場所によっては、現在でも人が生活しているところもあるくらいです。ここ数年、ホームレスの方が増えてきたような気がします。
 これらの洞窟は、縄文海進期の海蝕によって形成された海蝕洞穴です。毘沙門には、A、B、C、Dと4つの海蝕洞窟がありますが、一番大きな毘沙門C洞穴では奥行き20mにもなります。多くの場合は、奥行き10m前後です。
 この洞穴内で継続して暮らしていたのではなく、断続的な生活が繰り返されていたと考えられています。限られた期間、漁猟のために利用していたと思われます。拠点的な村から、食糧確保のために出稼ぎに来ていたのでしょう。
 出土品は漁業に関する物がほとんどで、土器では甕形土器がほとんどです。卜骨による占いの遺物も発見されています。三浦半島の洞穴遺跡では多く見つかっており、全国的には九州〜関東にかけての弥生時代の遺跡から出土しています。
 再埋葬された人骨も見つかっています。この時期では、方形周溝墓が発達し、広く普及していたことと比較をすると、大きな違いがあります。
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