埼玉県北部の中心都市で、荒川と利根川に挟まれた水田地帯を占め、JR熊谷駅を中心として都市化が進んでいます。駅北側は碁盤目状に整備され、商店や飲食店が連なり、官公庁、金融機関、デパートなどの大型ビルも点在しています。
熊谷の歴史の始まりは鎌倉時代で、熊谷直実が熊谷寺の地に館を建てたのが始まりです。江戸時代には中仙道の宿場町となり、秩父街道の分岐点としても賑わいました。
明治時代には製糸業が盛んになり、生糸の集散地となりました。第二次大戦後は鉄鋼、セメント、電機、金属などの重化学工業も発展し、首都圏の工業衛星都市となっています。 |