東京都台東区の上野駅を中心とするエリア。住所で言えば、上野、北上野、東上野、上野公園などからなります。
日本最初の公園である上野恩賜公園(上野公園)、不忍池、上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館、寛永寺、商店街・繁華街などがあります。
地名の由来は、江戸時代初期に藤堂高虎が屋敷を構えた時、当地の地形が本拠地の伊賀上野に似ていためとする説が有力です。それまでは忍岡(しのぶのおか)と呼ばれ、人口の少ないエリアでした。
多くの人が住むようになったのは、徳川将軍家の菩提寺である寛永寺が建立されてから。門前町が発展し、寛永寺には歴代将軍の墓が建てられ、江戸幕府から保護され繁栄しました。現在の上野公園一帯は、元は寛永寺が建っていました。 |