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京急の浦賀駅、ちょっと古い駅舎ですね。まだエスカレーターが設置されていません。 私はこの古い駅舎、馴染みがあったので好きだったんですけどねー。トイレやベンチは綺麗な方がいいけど、それ以外は古いままで十分だと思うんだけどなー。 昭和50年代前半まで、駅前の横断歩道を跨ぐコンクリートの鉄橋受跡が存在しました。現在の駐車場や駐輪場になっているあたり、久里浜方面に向かう引き上げ線跡がありました。現在の京急ストア建設前には、有効長の短いホームや留置線がありました。 これらの遺構は、現在ではなくなってしまいました。
浦賀駅へと昇る階段。時代を感じさせるというか、寂れているというか、錆が出てるというのか。 おばちゃんたちが井戸端会議をしていました。 駅前にはバスターミナルがあり、観音崎、久里浜、横須賀中央方面などにバスが出ています。 1930年（昭和5年）4月1日、開業しました。 1957年（昭和32年）、駅舎を現在地の築堤上に移転しました。
浦賀駅の改札口。ビニールシートで日除けしていました。高台にあるので、日当たりが良すぎちゃうのかもしれないですね。 2014年度の1日平均乗降人員は21753人でした。京急線全72駅中では29位なので、中の上と言ったところでしょうか。ただし、乗降客は年々減少しています。
同じく浦賀駅の改札口。あまり人がいませんでした。 これでもいちよ、京浜急行の本線です。かつては浦賀ドック（現在の住友重機械工業）に通う人が多い駅でしたが、今では東京・横浜方面への通勤・通学の人たちがほとんどになりました。 駅前にバスロータリーがあるため、観音崎へのレジャーの起点駅にもなっています。 真夏の海水浴シーズンになると、三浦海岸駅に行きたいのに浦賀駅に連れてこられてしまった難民たちもチラホラと見かけます。海水浴客のいない駅にたどり着き、呆然としている様子をたまに見かけます。 三浦半島観光地図：三浦市南下浦町上宮田・京急三浦海岸駅
600形電車が入線していました。 浦賀駅は終点なので、慌てて乗車しなくても座ることができます。鳥の鳴き声なども聞こえるので、みんなのんびりしています。 8両編成対応の島式ホームで、1面2線を有する地上駅です。 2008年11月21日から、映画『ゴジラ』のメインテーマが駅メロになっています。ゴジラが鴨居のたたら浜に上陸したことに由来しています。なんかカッコいい駅メロだ。
基本的には普通しか止まらないのに、意外とホームは長いです。ちゃんと8両編成の電車が止まれるようになっています。
せっかくなので、ホームの一番端に立って写真を撮りました。電車が来ないのにこんなところまで来る人は、私以外にいませんでした。
浦賀駅から、馬堀駅方面の写真を撮ってみました。左にカーブしていて、すぐにトンネルになっています。京急はカーブやトンネルが多いです。 三浦半島観光地図：横須賀市馬堀町・京急馬堀海岸駅
終点なので、あまり見かけない機械が設置されていました。電車が停車できなかったとき、この機械で列車を停止させるものです。 本当にこんなんで列車が止まるのかな？ 下り方面の線路は、ここで途切れています。 しかし本当は、もっと先、久里浜・三崎方面まで延伸する計画になっていました。油壺への延伸計画ほど有名ではありませんが。。。 太平洋戦争の際、久里浜への早急な鉄道延伸が求められたとき、浦賀からの延伸計画は破棄され、堀ノ内駅から延伸することになりました。浦賀経由だとトンネル掘削に時間をかかりすぎることなどが理由でした。 三浦半島観光地図：横須賀市久里浜・京急久里浜駅 三浦半島観光地図：三浦市初声町下宮田・京急三崎口駅 堀ノ内駅から延伸された結果、こちらが本線であるにもかかわらず、実質的には支線扱いされるようになりました。浦賀線と呼ばれることもあります。
時代を感じさせる老骨といったところでしょうか、800形電車です。普通では良く見かける車両です。 1978年（昭和53年）12月26日に完成し、翌日の27日にデビューしました。通勤形電車で、普通列車用として設計されました。1986年（昭和61年）まで製造され、全部で132両になります。 普通列車を高加速・高減速・多扉の車両に置き換えて、スピードアップと停車時間の短縮することで、ラッシュ時間帯の優等列車の速度向上を実現するために設計・製造されました。当初は3両編成で運用されていました。 2011年（平成23年）から、廃車が始まっています。
当時は京浜急行電鉄株式会社ではなく、湘南電気鉄道会社という会社名でした。通称、湘南電車。 1957年（昭和32年）以前、現在のバスターミナル部分に駅が設置されていました。知っている人もいるのではないかと思います。
京浜急行スゴすぎ謎学 [ 小佐野景寿 ]
浦賀駅
京急浦賀駅下車 
徒歩0分
三浦半島観光地図
