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ハタタテダイ


ハタタテダイ

[和名・種類]

ハタタテダイ

[学名]

Heniochus acuminatus

[英名]

Pennant coralfish

[名前の由来]

旗立鯛。背鰭が長く伸び、騎馬の旗指物を思わせることから。
別名、イトヒキ、ノボリダイ、ハタタテホタテ、サンバソオ、バカマ、キョオゲンバカマ、ヤリカタギなど。

[分布]

下北半島、南日本、琉球列島、インド洋・太平洋

[科名]

スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属

[特徴・生態]

 沿岸の岩礁域、サンゴ礁域に生息するチョウチョウウオの仲間。
 体長は約20cmになります。背鰭XI〜XII、23〜27、尻鰭III、16〜19、1縦列鱗数44〜46、側線上部鱗数10〜11です。体高は著しく高く、吻は短く円錐形です。頭の背は眼の上方で強くくぼみます。歯は小さいです。背鰭前部が高く、その第4棘が糸状に伸びます。黄色で、体側に2条の幅広い黒褐色横帯があります。その第1帯は背鰭の前方棘より腹鰭基底に、第2帯は背鰭の後半部から尻鰭後部に達します。腹鰭は黒く、他の鰭は黄色です。
 岩礁域では付着藻類、砂泥底では小動物を食べます。
 ハタタテダイの仲間では、もっとも広域に生息しています。大きな群れは作りません。
 ムレハタタテダイに良く似ていますが、背鰭の棘は11本です。
 食用としての価値は少ないものの、水族館で観賞用に飼育されます。若魚は観賞魚として飼育されます。

[観察・感想]

 ハタタテダイの写真です。
 どうしても、ハタタテダイのことを、タテハタダイと呼んでしまいます・・・。癖なので、直らないんですよ(^^ゞ。ハタタテダイって、発音しにくいし、キーボードでも入力しづらいから、タテハタダイの方がわかりやすいですよね?
 でも、名前の由来を考えた時、ハタタテダイという名前は、まさにその通りといった感じがします。背びれが大きく伸びていて、旗を立てているように見えます。和名の由来を考えると、なるほどーと思わせる名前が多いですね。
 自然界では大きく伸びる背鰭ですが、飼育下では、あまり大きく伸びることはありません。水槽の中で飼育していると、溶けてなくなっちゃうことが多いみたいです。かなり大型の水槽で飼育しないと、長く伸びた背鰭は楽しめないと思います。
 外見からは南の島の海水魚という印象ですが、実は日本の沿岸でも生息していたりします。下北半島以南に生息していて、漁港の岸壁近くなどに生息していたりもします。寒さには強いタイプのようです。

[写真撮影]

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