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ニホントカゲ


ニホントカゲ

[和名・種類]

ニホントカゲ

[学名]

Plestiodon japonicus

[英名]

Japanese five-lined skink

[名前の由来]

日本蜥蜴、日本石竜子。ニホンのトカゲのこと。

[分布]

日本各地

[科名]

有鱗目トカゲ科

[特徴・生態]

 平地、人家付近、山地に普通に生息する、トカゲの仲間。
 体長は20cm〜25cm、頭胴長は6cm〜9.6cmになります。オスは頭部が大きく、メスは小さいです。
 幼体では、背面や側面は黒色で、5本の金色を帯びた縦条が走り、尾は鮮やかな青色です。
 オスの成体は、背面が金色を帯びた褐色で、繁殖期には咽喉や胸が橙色になります。メスの成体は、幼時の色や縦条が色褪せた状態で残ることが多いです。雌雄ともに、腹面は淡褐色〜灰色です。体鱗は24列〜28列です。
 食べ物は、昆虫、クモ、ワラジムシ、ダンゴムシなどの陸上接触動物、ミミズなどを捕食します。
 繁殖は、4月〜5月に行われ、メスが石の下や樹木の根元などに巣穴を作り、5個〜16個の卵を産卵します。メスは巣穴で卵の世話をします。6月〜7月に孵化します。
 伊豆半島にはオカダトカゲ、トカラ列島にはオキナワトカゲが生息しています。動作は俊敏で用心深く、異変を感じると物陰に隠れます。尾は小さな刺激で自切します。

[観察・感想]

 ニホントカゲの写真です。げんぱきんさまより、提供していただきました。
 カナヘビと同様に、日本国内では見かけることの多い野生の爬虫類。宅地開発などが行われ、自然環境が減少していますが、意外と市街地や住宅地にも生息していることがあります。
 自分の地元、三浦半島では。カナヘビを見かける機会の方が多いと思います。ニホントカゲは、あまり見かけないです。自分の行動範囲が狭く、限られているからかもしれないけど。
 カナヘビは、草むらなど、草木の生い茂ったような場所を好む傾向がありますが。ニホントカゲは、開けた場所を好む傾向があります。ニホントカゲが活動するには、体温を温めるために日光浴が必要なのかもしれないです。爬虫類なので、変温動物と呼ばれます。恐竜も変温動物ですが、身体が巨大化しすぎたので、恐竜の場合は身体を温めるよりも、体内で発生した熱を逃がして体温を下げることの方が、大変だったのかもしれないです。
 冬になると、日当たりの良い場所で、冬眠をします。

[写真撮影]

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